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【読書メモ】山口周『武器になる哲学』1

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読書メモ

プロローグ

  • ロバート・ハッチンスのことば

    • リーダーに教養が求められる理由
      →無教養な専門家こそ、われわれの文明にとって最大の脅威

    • 日本の多くの経営者

      • 企業経営が文化形成に与える影響について議論できない
        →文化は儲からない

  • なぜビジネスパーソンが「哲学」を学ぶべきなのか?

    • 状況を正確に洞察する

      • 哲学を学ぶことの最大の効用:「いま、目の前で何が起こっているのか」を深く洞察するためのヒントが得られる

    • 批判的思考のツボを学ぶ

      • 問いは2種類に収れんされる

        • What の問い:世界はどのように成り立っているのか

        • How の問い:その中で私たちはどのように生きるべきか

      • 哲学の歴史は「提案→批判→再提案」の流れの連続で出来上がっている(ある哲学者の答えが定番になる→現実が変化→定番の答えにも粗が見えてくる→別の哲学者が答えを提案する)
        →ビジネスの世界でも、批判的思考が必要になる
        →企業は変化が当然、変化には必ず「否定」が伴う

    • アジェンダを定める

      • アジェンダ:課題

      • 課題を定める:イノベーションの起点

      • イノベーター:必ず具体的な「解決したい課題」がある(イノベーションを起こそうと思っているわけではない)

      • どうすれば課題設定の能力を高められるのか?
        →鍵は「教養」
        →「課題」を汲み取るには、「常識を相対化すること」が不可欠だから

    • 二度と悲劇を起こさないために

      • 悲劇は、ごく「普通」の人々によって引き起こされる

      • 実務家と呼ばれる人は、個人の体験を通じて得た狭い知識に基づいて世界像を描くことが多い

        • ケインズのことば
          →「知的影響から自由なつもりの実務屋は、たいがいどこかの破綻した経済学者の奴隷です」(『雇用・利子・および貨幣の一般理論)

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