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【読書メモ】神田房枝『知覚力を磨く』12


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神田房枝『知覚力を磨く』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 観察する眼 ― 知覚力の源泉

  • 知覚力を磨く「最も確実な方法」とは?

    • 知覚の「質」を高めるには、どうすればいいのか?
      4つの改善アプローチ

      • 「知識」を増やす

        • 「何を学習するか」「何を経験するか」
          自分が携わっている仕事とゆるく関連する分野を意識する

        • 大切なのは、異質なもの同士を「関連づける」という視点

      • 「他者」の知覚を取り入れる

        • 1人の人間の知識には限りがある

        • 「自分にはない知覚」を得たければ、経験や背景がまるで異なる人物に対してオープンになる

        • 「読書」を利用する(読書のジャンルを限定しない)

      • 知覚の「根拠」を問う

        • 「なぜ自分はそのような意味づけをしたのか?」を自問する

      • 見る/観る方法を考える

        • 知覚の質を高めたければ、自分の眼が「何を/いかに見るのか」をコントロールしていくのが、最も効率的

感想

知覚の質を高める方法のうち、前3つのアプローチは「解釈」の幅を広げる訓練、最後のアプローチは「受容」の質を高める訓練と言えそうです。

3番めの「知覚の「根拠」を問う」を言語化する手段として、マインドマップが使えそうです。マインドマップの基礎は、「イマジネーション(イメージ言葉=五感を視覚化したものを使う)」と「アソシエーション(関連付けをする)」なので、自分が何と何を関連付けているか、視覚的に理解できると思います。

マインドマップは何人かで描くこともできます(模造紙やホワイトボード、共同編集機能があるマインドマップアプリ・ウェブサービスを利用すると描きやすい)。異なる知覚が集まるので、自分の知覚力を磨くよい機会なのかもしれません。

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