【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』67
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第8章 ステップ6 第三の眼
「感情」と「判断」を取り除いた質問にする
関心領域の専門家に協力を求める
課題は何で、それに対する解決策は何で、それを解決することがなぜ自分にとって大切なのかを説明する
アイデアを説明したあと、間髪入れずに尋ねる
どこがよかったのか? なぜか?
どこがよくなかったのか? なぜか?
このアイデアはどうしたらもっとよくなるのか?
役に立つ答えを得るには、アイデアワーキングの手法が有効
「よい」「悪い」を決めつけれられたとき
→自分自身の考えを語っているのだと伝える(相手がどうやって課題を解決するのかを尋ねているのではない)アイデアがうまくいくかどうかを語り始めたとき
→自分がしたい質問にもう一度誘導する議論から感情や判断を排除するのは、バイアスを減らす効果もある
専門家との会話が終わったら、すぐに結果を分析する
→新しい情報が得られなくなったら、第三の眼の3つ目のエクササイズに進むことができる
感想
議論から感情や判断を排除するのは難しいことのように思います。感情や判断は、本能的に行っているのではないかと思うからです。感情や判断を排除し、淡々と事実だけを受け取るのは、よほど注意していないとできないのでのはないかと思います。
速い思考と遅い思考があるように、人間はじっくり考えることが不得手なのかもしれません。そのことをある程度客観視できるとよいのですが、なかなかうまくはいかないようです。
課題のときにも、解決策のときにも、アイデアの説明にも、これだけ手間と時間をかけないと、やはり、イノベーションは生まれないものなのでしょうか。
イノベーションは、ひらめきやセンスによるものだ、といって、ひたすら頭に思い浮かぶのを待っているよりは、手法が確立しているだけ、いいのかもしれません。
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