【読書メモ】波頭亮『成熟日本への進路』24
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読書メモ
III 仕組みの改革
二 官僚機構を構築している四つのファクター
大前提:官僚はベストアンドブライテスト
→こういう人たちが作り上げて守ろうとしているのが、官僚機構頭脳明晰
努力する能力に長ける
コミュニケーション力や人間関係構築力も高い
(多くの人は)人格も優れている
日本の官僚機構を構築している四つのファクター
行政裁量権とデータの独占による「実質的な政策決定権」
人事自治権と共同体ルールによる「組織的結束力」
ブラックボックス化した特別会計による「莫大な資金力」
メディア掌握による「プロパガンダ機能」
感想
頭脳明晰で人格も優れている人が、なぜ、部分最適に陥り変革を嫌うのかが不思議なところです。日本を良くするために官僚になった人も知っているので、志がある人も多いのではないかと推測します。組織の力で、彼らの志も変わってしまうのでしょうか。
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