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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』33

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

  • ソーシャルリスニング

    • ルール:データ量と期間の観点から分析の実現可能性を確かめる

      • 商品の特性次第では分析に足るデータを集めるのが非常に困難な場合がある
        そのメディアで十分なデータ量が入手できるかどうかの見極めが大切

      • イレギュラーなコメントは、ソーシャルメディア上は必ずあると思わなければならない

      • 本格的な作業に入る前に、「データ量×取得可能期間」という視点で確認することが必須
        →この時点で、データ量や期間に問題があるなら、ソーシャルリスニングでの分析を延期・中止を考える

    • テクニック:まずツールを使わず自分で口コミサイトを眺めて肌感覚を掴む

      • ターゲットとなる商品やサービスの口コミサイトを自分の目で見る

        • 理由①:「そもそもの対象となる商品・サービスが、総じてどういう評価を得ているか」を肌感覚で掴むことが大事だから

        • 理由②:後の本格的なソーシャルリスニング分析を行うときの期ワード分析に、どのようなキーワードに着目して分析すればいいかの手がかりが掴めるから

    • テクニック:無料のソーシャルリスニングツールを試してみる

      • 無料ツールを使って、過去一定期間どれくらいソーシャル上でツイートされたかを把握できる

      • 無料ツール:「Twitterの"高度な検索"」「Yahoo!リアルタイム検索」

    • テクニック:ソーシャルリスニング専用ツールを活用する

      • 本格的な分析やインサイト抽出にあたっては、効率性の観点から、専用ツールを使うとよい

      • ツールによって、カバーしているメディアの種類やデータ量、データ蓄積時間が違う
        →ツール選びの基準となる

感想

ソーシャルリスニングの流れは、まずあたりをつけてから、本格的に分析する、ということになるのでしょう。そもそも、調べたい事柄に対して、ソーシャルリスニングが有効なのか、というところからの判断になります。

無料のソーシャルリスニングのツールとして、「Twitterの"高度な検索"」「Yahoo!リアルタイム検索」が挙げられていましたが、「Googleトレンド」もソーシャルリスニングのツールとして利用できるかもしれないと思いました。

「Googleトレンド」は、指定したキーワードがどれくらい検索されているのかを調べるツールで、指定したキーワードとどんなキーワードが一緒に検索されるかもわかります。

長い期間(5年間など)も調べることができるので、そのキーワードの季節性などを調べるのに利用できると思います。

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