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ラーニング・ジャーナル(リベラル・アーツ編)

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リベラル・アーツに関する学習記録
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2021年2月の記事一覧

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■対話の力 ▼クラス環境となかよし環境の思慮深さ ・既存のルールや秩序に従う選択が求められる ▼プロジェクト環境の思慮深さ ・目標に向かう行動や共同のための対話の能力が求められる ・集団に馴染むためではない

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■「思慮深さ」を磨く ▼重要なこと ・プロジェクト参加→協働経験→どんな状況でも最適な選択ができる ・同一環境を維持せず、さまざまなプロジェクト環境に身を置く→多用で複雑な選択、人間関係を学ぶ

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ④ ▼プロジェクト環境に必要なもの ・目標 ・目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動) ・目標に向かう努力をまとめる力

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ③ ▼プロジェクト環境 ・目標を共有し実現を目指す ・基礎プロジェクトが存在し、目標達成のプロセス(スタートからゴールを目指す活動)がある

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■「クラス環境」「なかよし環境」「プロジェクト環境」 ① ▼クラス環境 ・集団外の第三者が成立させる集団 ・「遭遇」といえるもので「選択」ではない

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■プロジェクト型授業の実践 ▼著者の実践 ・クラス環境に置かれた学生をプロジェクトチームに育てるプログラム ▼学べること ・スケジュール化とプロジェクトを組む方法 ・プロジェクトマネジメント

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■変わる大学入試 ▼景観論争が「大学共通テスト(仮称)」の国語のモデル問題となるが… ・ことばだけで本質を掴むのは難しい ・プロジェクトを組み積極的に関わることが重要 →そこからチームの作り方や運営を学ぶ

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■高校の新たな「公共教育」 ① ▼「公共」という科目 ・2022年度から順次実施の学習指導要領に「公共」という科目がある ・課題解決型思考力、複数の解決策を比較考量する能力、よりよい選択肢を作り選択する能力

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■実践のなかの教養 ② ▼現代日本の教育の避けられない課題 →以下の3つがテーマとなる ・合意形成 ・プロジェクト ・マネジメント

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第7章 教養の磨き方 ■実践のなかの教養 ① ▼方法 ・プロジェクト参加 = OJT ・知識を学んでから実践ではなく、思慮深さのトレーニングから知を身につける ・「知っている」「わかっている」と「実際にできる」は違う

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第6章 実践の中で ■問題解決の秘訣 ③ ▼コンフリクト・アセスメントで大切なもの →関係者についての情報の収集 ・孫子の言葉 →戦うべき対立・紛争で勝つには、「人間がもたらす情報」「人間同士の関わりについての深い洞察」が必要

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第6章 実践の中で ■問題解決の秘訣 ② ▼対立構造の把握 = コンフリクト・アセスメント ・問題解決のプロセスを実行し実行する ・問題解決の過程で現れる選択を行い、都度、目的達成に最適かチェックする

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第6章 実践の中で ■問題解決の秘訣 ① ▼大切なもの = 情報収集 ・どのような意見の対立があるのか? ・その意見に対する2つの観点:①どうして?(意見の理由)、②どのようないきさつで?(意見の由来)

【読書メモ】 桑子敏雄『何のための「教養」か』 第6章 実践の中で ■プロジェクト推進の基礎 ▼合意をまとめ上げるには? ・文系と理系の協働の場 = 人間社会と自然環境の理解が必要 ・人間社会と自然環境の深い理解と知識を共有することが求められた