【おすすめ本】北畑淳也『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』(フォレスト2545新書134)
■はじめに思想の本なんて自分とは関係ない。そう思っている人は多いのではないでしょうか?
かつて私もそう思っていました。思想書といえば、
・難しそう
・暗そう
・説教臭そう
という感じで、なんとなく敬遠していました。
でもこの本は違います。難しい言葉をまくし立てて、わかったようなわからないような議論で読者を煙に巻いたり、これを知らないあなたはだめ、と高飛車に読者に説教してくることもありません。むしろ、身近な問題について、名書を通じて読者に問いかけをしている本だと言えます