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時間と空間、宇宙とサイズ

こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します!
LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのクラブ「ATOM ROYAL」でホストしています!

世界の構造

フラクタル構造…フラクタル(fractal)とは、フランスの数学者ベノワ・マンデルブロが1975年に考案した幾何学の概念で、図形の全体をいくつかの部分に分解しても全体と同じ形が再現されていく構造のことを指します。日本語では「自己相似」と訳されます。

ホロニック構造…小さな世界に大きな世界が含まれているとともに大きな世界に小さな世界が含まれている。個々には異質な要素が集合しているにもかかわらず、全体としては調和がとれているさま。

カントの「ア・プリオリ」という認識論の一つの概念では、我々は経験して獲得する認識とは別で、生まれながらに持っている認識のことを指します。

その一つに「サイズ」があります。
遠い・近い、小さい・大きいなどです。

世界の認識の仕方をア・プリオリにより「サイズ」が支配し、
世界の構造の捉え方を近代科学により上2つの総合だと捉える癖が僕らにはあります。

構造を成す根幹である「サイズ」は立体的であることが必要条件ですが、なぜ我々は立体を認識できるのでしょうか?

時間と空間

目から入ってくる情報と耳から入ってくる情報はイコールではありません。
目から入ってくる「りんご」は赤くて丸く、
耳から入ってくる「りんご」は「りんご」という音です。

目から入ってくるりんごと耳から入ってくるりんごをイコールにしたのが、言語としての「りんご」なわけですが、別々の情報を言語で一致させるには目には足りないものを、耳には足りないものを、それぞれ別の形で補う必要があります。

それが「時間」と「空間」です。

目から入ってくる情報には「流れ」がありません。
全てが一枚の写真であり、目が耳を理解するのは流れとしての「時間」が必要だった。

耳から入ってくる情報には「立体」がありません。
全てが方向と距離であり、耳が目を理解するには立体としての「空間」が必要だった。

「時間」と「空間」により、耳と目はお互いを理解することができ、そうして初めて今僕らが認識している世界を認識できる。
時間と空間は「ア・プリオリ」な訳です。

しかしこの認識の仕方は、知識とテクノロジーでガラリと変わる可能性があります。

宇宙の認識の仕方

僕らはこのようにして世界をサイズで立体的に認識するわけですが、一方で開拓されつつある「宇宙」に対する認識の仕方は確実に世界と同じような認識をしてはいけないと思います。

それはまるでONとOFFのように別々のものであって、今の認識の延長線上に宇宙の認識の仕方があるわけではないということ。

よく
「宇宙の広さって、どれくらいなんだろう?」
という手垢ベッタリな疑問が叫ばれますが、結論
宇宙にサイズはない
が僕の考えです。

つまり近いも遠いもない、広いも狭いもない、あるのは存在でありそこはもしかしたら立体的ではないかもしれない。
時間や空間というアプリオリな認識方法が宇宙の正しい見方を妨げいる可能性があって、そこに対する挑戦が
チームラボ
である。


そろそろ日本は「飾る」「アート」に焦点が当たるんじゃないかな。
そのさきに待っている認識の新たなパターンを獲得する未来は、そう遠くはないと思う。


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