見出し画像

ChatGPT‐4oから考える人間の役割

どれだけ力持ちでもブルドーザーには勝てないように、
どれだけ足が速くてもフェラーリには勝てないように、
どれだけ論理力があってもAIにはもう勝てない。
はて、僕らはどう生きる?


こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します!
「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのクラブ「ATOM ROYAL」でホストしています!

【6.14金】西野×堀江サロン合同飲み会

本題に入る前に告知です!

キングコング西野亮廣さんのサロン「エンタメ研究所」メンバーさんと、堀江貴文さんのサロン「HIU」メンバーさんによる合同飲み会が2024年6月14日(金)に開催します!
場所は西野さんの作品「えんとつ町にプペル」に出てくるスナック「Candy」です!

ありそうでなかった今回の飲み会、すでに枠数は残り「30→21枠」となっております!!

ぜひ、下のリンクから参加チケット(3,000)の詳細を覗いてみてください!

・【残り21枠】西野×堀江サロン合同呑み会【6月14日(金)】

GPT-4oが発表されました

昨日、OpenAIが「GPT-4o」を発表しました。
もう何から何までエグすぎて、その特徴などはここでは割愛させていただきますが、AIがASIに着々と進んでいるのがわかります。

人間の意思はどのようにして生まれるのか、という問題は全く明かされていません。ただ仮説の1つとしてあるのが、1000億個のニューロン同士のシナジーによって生まれているという説。
1個1個のニューロンは体の一部しか担っていませんが、それらの要素が無数にも増えることで1+1=2以上のものが生まれる。それが意識なのでは、ということです。

人間でいうところのニューロンをAIではパラメーターと呼びますが、GPT4oのパラメータ数は15億個。
そろそろ人間のニューロンの数に到達しそうなわけですが、その時もしかしたらAIは我々の持つ意識を獲得するかもしれません。ワクワクします。

そんな最新AI「GPT-4o」から考える人間の役割は、果たしてどこにあるのでしょう?考えてみます。

人生は「飾り」となる

パブリックスピーカー山口周さんは、ビジネスによってほぼすべての問題が解決された今を高原社会と呼びます。

先進国なら大体みんな美味しいご飯が毎日食べられるし、お風呂に入れるし、安心して眠ることができる。
問題が山積みだった90年代は問題を解決するために人々はあくせくと働いていたわけですが、高原社会となるともはやビジネスは問題解決のソリューションではなく人生の意味を与えるツールと化す。

例えばホスト。
ホストに通うことは人生にとって必要不可欠ではありません。この業界がなくなっても僕らが最低限生きていく上では全く問題はありません。

しかし問題がなくなった高原社会では、人生は「無事生き延びる対象」ではなく「面白く生きる対象」となり、その結果必要のない「ホスト」というビジネスに価値が生まれる。

例えばフェアフォン。
iPhoneの修理代が本体代より高いのはおかしい、という誰もが薄々気づいていた問題に、「修理する権利を取り戻す」をコンセプトに生まれたオランダ発のスマートフォン「フェアフォン」は挑んでいます。
自分たちで部品を集め、カスタムするという行いに価値があり、そのためこのブランドは今右肩上がりの成長を見しています。

「イケメンとしゃべる」も、
「スマホをカスタムする」も、
僕らが安全に生きる上では全くもって必要のないことだが、
僕らが楽しく生きる上では必要なことだ。

このように、ビジネスは問題解決ではなく人生の飾りとなる。

飾りと情理

問題解決に必要だった力は「論理」や「思考力」といったものでした。
しかしAI時代は「情理」と「身体的ストローク」だとエコノミスト波頭 亮さんは仰います。

メタバースに足りないのは「身体的ストローク」で、
売れてないNFTプロジェクトに足りないのは「情理」で、
ホストはまさにこの「情理」と「身体的ストローク」のどちらも兼ねております。

僕らはこれから、
・どれだけ人の心を動かせるか
・身体性を伴ったコミュニケーション能力の向上

この2つが求められる。

一方、論理や思考力といった今までの憧れの対象は、引き続き必要にはなるがどこまでいってもAIには勝てないので、どちらかというと「論理を扱う力」が必要となる。そのため「具体↔︎抽象思考」は今からでも鍛えといて損はない。

先生はこれから、生徒に「教える」という論理的役割ではなく「モチベを上げる」「落ち込んでる子を慰める」などの情理的役割が求められる。
これが時代の転換点を表したいい例だと思います。

次の時代のスターとなるよう、今日も頑張ります。

ご支援ありがとうございます!!これからも皆様をワクワクさせられるような記事を書いていきます!!