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2024.5.20 不朽の名作『めぞん一刻』

改めて、名作だと感じた『めぞん一刻』。

アパートのはずなのに、まるで同居しているかのような住民同士の距離感。
それぞれのキャラが立ちすぎている。

昔読んだ時は、ただのコメディーだと思っていたのに。

大人になって読み返すと、違ったものが見えてくる。

たとえば、一ノ瀬のおばさん。
意外と管理人さんのことを気にかけて、五代君とうまくいくような働きをしている。誤解がまあまあの頻度であるんだけど、はっきり言うのではなく、それとなくアシストしている感じ。

こんな動きしてるなんて全然気づかなかった。

ただどんちゃん騒いでいるだけに見えていたから。

無茶苦茶な住民に見えて、実は優しい。
恋のライバルと言えども、なんとなく礼儀をわきまえている。

そして、1話でみごとにオチを作る高橋留美子さんの手腕。みごとに話がまとまるのが、ほんとにすごい。

めちゃくちゃなコメディーかと思いきや、ほろっとしてしまう場面もありつつ。改めて、『不朽の名作』という言葉がしっくりくる作品だと。

ここんとこ、マンガワンというアプリで配信してて、毎日1話ずつ楽しく読んでおります。

昔読んでいたマンガを見返すのも、面白いもんですね。


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