Beauty Japanは私の通過点。

こんばんは✨
本日は、私が展開しているアパレル事業の最大の目的「服の廃棄」について、
自身のエピソードも交えながら、これまで以上に深掘りして書き綴っていきます。


世界的に様々なジャンルで広まっている「サスティナブル」というワード。
2023年現在、数多くのアパレル企業もサスティナブルを掲げ、走り出しています。

それは、何故なのか。
理由はただ一つ、アパレル業界全体が抱える「服の廃棄量」だということを、ご存知でしょうか。

日本の衣料廃棄物は年間140万トンにも上り、衣服1枚を300gと想定した場合、約46億着分も廃棄処理されているのです。
中には、タグ付きで誰にも着られていない服でさえもあるという現実。

私は、そこに着目し「服を捨てる」から「服を譲る」のシフトチェンジを掲げ
LIVEコマースを利用した古着販売を行なっています。

ここからは、少し過去に遡り
私が「アパレル事業をローンチした理由」「環境問題を重視した取り組みを強化させていった理由」などを詳しく綴っていきます。


1.古着販売のスタート



始まりは、服が「すき」という想いから。本業がある中での副業でした。
ただ服が好きで購入するだけの生活、次に出てくるのは「この服もう着ないから、どうしよう?」
そんなときに見つけた、大手フリマサイト。
フリマサイトの利用から得たものは「自分の不用品は、誰かの必要品になる」ということ。
幸いにも、大反響をいただいて、瞬く間に手元から離れていきました。

そんな日々の中、ある企業様との出会いがあったのです。

2.突如訪れた出会いとオファー



「米森さんのライブ配信で古着を販売している様子を取材させていただけないか?」
それは、紛れもなく青天の霹靂でした。

運命だと思える出会いを通して知った「衣服の廃棄問題」
上記でお伝えしたリアルな数字とアパレル業界の現状、そして環境汚染・・・
その全てが衝撃でインスパイアされた私の中には、ある決意が生まれたのでした。

3.「すき」からの想いの変化



アパレル企業が抱える衣服の廃棄問題に直面した後、私は考えました。
そして導き出した答えが「捨てない循環を作ればいい」
続けて「古着販売を続けるだけで環境問題の解決になる」と、いうこと。

この答えを元に、私は運命の出会いを果たした企業様と本契約をし
今もなお続く古着販売事業を、ローンチすると決めました。

ですが、そこで新たな問題が見えてくるのです。

4.課題は、古着に対するイメージの払拭



そもそも世の中の人々は、どうして古着を毛嫌いするのか?
そして何故「新品が良い」と固執するのか。

古着に対する嫌悪感を抱いたことのない私は、疑問に感じたのです。
考えた私は、この答えに辿り着きました。

” 古着=見えない誰かが着ていた。汚い。ヨレヨレ。時代遅れ。”

けれども、私の私物が売れるのは何故か?と、更に深掘りしていったのです。

5.セルフブランディング



私は恐れ多くも、どちらかといえば脚光を浴びることの多い人生で
長い間、気付かずにいましたが・・・辿り着く瞬間は突然訪れたのです。

それは「私が着ているから売れる」と、いうこと。

元々、嬉しいお声をいただけていた日々でしたが
それに気付いてからは更に磨きをかけました。

骨格を学び、様々な系統やリアルなトレンドを熟知し、お客様ひとりひとりに合う提案力も付け
「おしゃれで、なんでも教えてくれる唯一無二の存在の私」を、作り上げたのです。

それは全て、手元にある輝く古着たちが、もう一度脚光を浴びるために。
必要としている「誰か」の元へ、大切な古着たちを届けるために。

6.私の「付加価値」



セルフブランディングが確立したからといって終わりではなく、
それに付随して「なぜLIVE配信に来てくださるのか?」を問いました。

実店舗だと、それぞれのブランドが掲げるペルソナや雰囲気に抑制されてしまい、見ることすら叶わない。
けれども、数多くのブランドを交えて展開するLIVEコマースならば、その全てが無関係となり
お客様ご自身が足を運ぶわけでもなく、試着しているところを見られることもない。
代わりに私が着用し、お客様に合う着こなし提案を実現できる。
それに商品は古着なため、きっと満足いただける価格での提供も出来るに違いない。

これこそ、最大のサスティナブルで、実店舗では叶わない不安の払拭になるのではないかと考えたのです。
私というブランド・専門知識を用いた提案力・満足な価格、これが私の「付加価値」なのです。

7.新たな壁と事業の拡大



一つ乗り越えると、また新たな壁が立ちはばかります。

「今のままでは衣服の環境問題の解決を広めるのには時間がかかるし、不可能だ」
そう感じた私は「3つの循環」を、見出したのです。

①知名度のあるインフルエンサーの起用
②LIVEコマースにて古着の販売持続と買取サービスの展開
③セルフブランディング完了後の自分が行うファッション発信

①では、PR依頼+私物購入により衣服所持量が多いため、処理に困っていると考える。
自身のイメージ保持のために、大胆な古着販売行為を躊躇う可能性があるため代行。
古着の良さを伝えたのちに、②のLIVEコマース事業に誘導する。
当社の事業をインフルエンサー様にPRしていただいたら、誰か一人でも「この事業は誰がやっているのだろう?」となった場合、必然的に③の個人アカウントへと繋がり、そこで行う古着投稿を見てもらうきっかけになる。

②では、お客様ご自身は古着屋に行かないため身バレの心配がなく、それどころか配信販売に来たら「同じ理由を持つ仲間」が集まっている。家にいながら古着の状態を確認でき、自分以外の誰かがリアルに購入しているのが見える・・・それに、利用者の数多くが元々SNSで繋がっている古着仲間で構築されているため、口コミが広がり新しい顧客導入も見込める。手元の古着を買取るサービスもあることから、購入後の安心も加わり、お客様満足度は向上する他ない。

③では、Instagramの個人アカウントにて、毎日のリアルな古着コーデを発信。①②と比べて小規模ではあるが、顧客様から「その服は売らないの?」とご連絡をいただけるまでにもなっているため、着々と広がりを見せつつある。そして、②のLIVEコマースへと誘導に繋げられる。

これら全ては循環して繋がっているのです。
私の展開するアパレル事業は、このような思想のもと、今もなお進み続けているのです。

8.私にとっての「Beauty Japan」



何故、こちらについてをBJで話そうと思ったのか?と問われたら
私は即答で「まだ見ぬ人々に、衣服の環境問題や取り組みを知ってもらうため」と答えます。

BJで目指す先は、もちろん「グランプリ」
けれども、私にとってグランプリはゴールではなく、通過点なのです。

BJは、「女性の社会進出」をテーマに活動する団体です。
そこに非常に魅力を感じ、自身の掲げるものとマッチしたと考えたため、挑戦の道を選びました。

私は、11月に迫る日本大会に古着を着て出場すると決めています。

私が着ていれば「古着を纏っているのに、古着に見えない」
きっと、そう思っていただけるに違いありません。

そして、光り輝く古着に対しての賞賛となる「ファッション部門賞」と
この声が届いたことへの証明となる「審査委員賞」を絶対に獲得したいのです。

わたしの掲げる、古着の概念を変え、衣服の廃棄を減らす。
このミッションの通過点として、Beauty Japan日本大会で1人でも多くの人に想いを届けます。

9.終わりに

ここまでご清覧いただき、ありがとうございました。
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