BJ2023に挑戦して「自分らしく生きる」の本当の意味を知った


私は、「自分らしく生きる」を最大の目標として掲げ
活動をしていました。

その言葉の本当の意味を、十分に理解していると思っていたから。
けれど、Beauty Japanに出会い、全てが覆されたのです。

大前提として、Beauty Japanは外見を競う大会ではありません。
詳細は次の投稿にて、ご紹介します。

今日は、これまで語ることのなかった
Beauty Japan近江大会挑戦へのキッカケから、Beauty賞獲得、日本大会出場決定後に知った “ 自分らしく生きる “ の本当の意味」を綴っていきます。


【0、予感】

みなさんは、チャンスについてどう考えますか?
私は「自分の望んだタイミングでは来ない」と考えています。

けれど、一生懸命に毎日を生きていれば
無意識のうちに呼び寄せているものでもあるのでしょうね。

私は自分でも気づかない部分で
ずっとチャンスを待っていたのかもしれません。
そしてチャンスは、いつか必ず来ると信じていたのでしょう。

【1、すべての始まり】

当時の私は、独立して3年目に突入。
大変なことも多いけれど、充実した毎日を送っていました。
そんなある日のこと、Instagramに1通のDMが届いたのです。



Beauty Japanに挑戦してみませんか?

疑いを持ちながらも、興味が先走り、すぐに返信をする私がいました。
あのときの、電気が走るような感覚は今でも覚えています。

返信を書く私の脳内は
今やっている発信を、もっと広めるチャンスがきた!
で埋め尽くされていました。
自身の考えの甘さ故に、頭を抱える日々がやってくるなんて知らずに。

これが、私とBeauty Japanの出会いです。

【2、輝かしい7つのコンセプト】

気付けば私は、つい数時間前は知らなかった
「Beauty Japan近江大会」に挑戦することを決意していました。

Beauty Japanに挑戦すると決まると、いくつかの課題が与えられます。
確認をしていて最初に目に飛び込んできたのは
Beauty Japanが公式で表明している、7つのコンセプト。

1、Beauty =美しく生きる
2、Career =キャリアを培い、活かす
3、Sociality =社会で輝ける人材に
4、Independence =社会的に自立した女性
5、Culture =文化的な創造
6、Fashion =流行を生み出す
7、Entertainment =文化的な創造を

初めにこの7つのコンセプについて
自分の考えを書いてくださいという課題が与えられました。
この時私が感じたことは「意味が分からない」でした。

【3、言語化できない】

そして、目まぐるしいBeauty Japan挑戦への日々が始まったのです。

Beauty Japanへの挑戦が始まると、課題の提出や
周りの方へ応援投票依頼など、数々の必須項目があります。

その中でも7つのコンセプトについて
自分の考えを書くという課題が思うように進みませんでした。

課題を与えられても、書かれていることの意味が分からないし
自分が、どんな人間で何をしたいのか」も答えられない。

つまり私は、自分のことすらも理解できていない。


「自分らしく」と掲げながら、それを言語化することができない。

完全に迷走してしまったのです。

この様子が伺える投稿がこちら。(恥ずかしい😂笑)
【私の7つのコンセプト投稿】
Beauty
Career
Sociality
Culture
Entertainment
Independence
Fashion

【4、「今の私」からの脱却】

悩んでいても解決はしない!と
自分にできることを実行しました。

これまでの私は、「こんな人間です」ということを
はっきりと確立できていると思っていましたが
本当は何ひとつ出来ていなかったのです。

Beauty Japan近江大会の事務局長への相談連絡は
1日に何往復したか分からないほど。
アドバイスをいただいては実行、クリアしたと思えば
何かが足りない・・・その繰り返しでした。

何もなく、宙に浮いていた私にとって
Beauty Japan近江大会は自分の思いを整える場所となったのです。

【5、私の考える” Beauty “ 】

そして迎えた、Beauty Japan近江大会当日。

なんと、自身を確立できていなかった私が
Beauty賞グランプリを獲得しました。

なぜ、Beauty Japanの名にも入るほど輝かしい
「Beauty賞」を、いただけたのか。
それについては、こんな風に考えています。

Beauty Japanの7つのコンセプトの1つめである
「Beauty =美しく生きる」は、外見を整えて
誰もが振り返る美女になるという意味ではない。

Beauty Japanの掲げる「Beauty =美しく生きる」とは
真っ直ぐに問題と向き合い闘う、芯の強い女性のことだと。

「自分らしく生きる」について
何が正解なのかも不正解なのかも分からないまま
探り探りでも、ひたむきに頑張る姿を評価し
今後の可能性に賭けて下さったから
こうして華々しいBeauty賞を贈呈してくれたのだと私は考えています。

【6、日本大会出場決定の裏にあった無限ループ 】

何もなかった私が「Beauty賞」を掴み
ネクストステージである日本大会への出場が決定しました。

けれど、その瞬間に浮かんだのは「日本大会で何を伝える?」でした。

近江大会では、私のストーリーを交えて
精一杯「自分らしく生きる」について詳しく話してきたし
それで獲得したBeauty賞。

これ以上どう深掘りして、具体的に伝えるの?
そんなことばかり、ループしていました。

【7、無限ループの終着と新たな課題】

私は、それなりに困難な人生を歩んできたと思っていました。
離婚に借金、世間からの冷たい目と、価値基準の違い・・・

けれど、Beauty Japan日本大会の挑戦が始まって
1stインスペクションに参加して気づいたこと。

それは・・・

「日本大会のファイナリストは、非常に魅力的で強烈なインパクトがある」
生い立ち、現状、浴びせられた言葉・・・
私の想像を遥かに超えたエピソードに、私は動揺しました。

その瞬間、あれほど頭を占めていた無限ループが終着したのです。

だって、私には「自分らしく生きる」どころか
魅了するほどのインパクトのあるエピソード1つすらない。

Beauty賞は、頑張った姿と可能性に賭けて贈呈してくださった
いわばエールのようなものだから。

「可能性に賭けて贈呈」、つまり「自分らしく生きる」が
評価されたわけではないと気づいたのです。

【8、人生初の徹底的な深掘り】

私の代名詞である「ママでも自分らしく生きる」というワード
それで全て伝わると思っていたエリア大会の私。

日本大会で出会った魅力的すぎるファイナリストたちのエピソードは
思い浮かべれば顔や名前が浮かぶほどのインパクトだった。
それと比べると、私の話なんて薄くて弱すぎる。

自分の中で、どんな内容だったとしても
相手が思わないなら意味がないんだと察した瞬間でした。
その日から私は、徹底的な深掘りを始めたのです。

私って何をしてる人?」「それは何故しているの?」・・・
そんな自問自答を繰り返していくうちに、大きな気付きがあったのです。

【9、価値と強みを認識し、自分らしく生きるを体現する】

実は私、Beauty Japan近江大会では事業内容には一切触れずにいたのです。
私の中での「ママでも自分らしく生きる」の定義を話せば
きっと伝わると思っていたし、自分の事業は関係ないと思っていたから。

けれど自問自答の末、私は「あること」に気付きました。
その結果「自分らしく生きる」というワードを使うことが
パッタリと、なくなったのです。

それは自分らしく生きる方法を伝えるのではなく
体現していくことが重要だと気づいたからです。

私の原点は「服が好きという気持ちであり」
「古着の販売」が強みだと再認識しました。

好きなことを仕事にしようと!と
自身の不要になった服を販売したことがきっかけで
自分が不要になったとしても求めている人がいることを知った。
そして、衣服の廃棄問題の現状を知り、古着の販売を続けることで
廃棄を減らすことができるのではないかと考え
好きで始めた服の仕事だからこそ、大切な服を救いたい。
そんな思いで古着の販売を続けてきたのです。


なんで?なんのために?誰のために?
ここを言語化することができたことで
私の「価値」と「強み」を認識することができました。

何もなかったのではなく
あるものにしっかり目を向け向き合えていなかっただけ

私にも「価値」と「強み」があった。
「自分らしく生きるために、何かをする」のではなく
「あるものに目をむけ向き合うことで、自分らしく生きていけるということ」
なんだと、はっきりと私の中に入ってきました。

これに気付くことができたのは
紛れもなくBeauty Japanの存在があったからです。

Beauty Japanに出会っていなかったら
考えることも辿り着くこともなかったでしょう。


「自分らしく生きる」を声に出さないと決めた私は
自問自答で出た答えを胸に抱き
自分らしく生きる方法を伝えるのではなく
日本大会で「自分らしく生きる」を体現することを堅く誓ったのです。

【10、終わりに】

文中で何度も、「インパクト」という表現を使用しました。
たしかに強みがある方のが、印象は強く残ります。

ですが、「インパクト」に着目するなら
堂々とした態度で「何もない」と言い切ることも十分迫力があります
これも、強みと捉えていいでしょう。

けれど、せめて「自分とは」と言えるものがあると強いですね。

例えば「シングルマザーで子育てしている」でも良いんです。
今は不安でも、それを胸にBeauty Japanに挑戦する一歩を踏み出せば
「気付けなかった新しい自分」が見つかります。

Beauty Japanは
自分の強み、自分の使命を明確にさせることができる場所です。
「自分には何もない」と、思う方こそ挑戦して欲しい。

私が、自身のやっていることの価値、そして強みを
認識でき「自分らしく生きる」の概念を覆されたように。

少しでもピンときたら、Beauty Japanに挑戦してみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?