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相続手続は遅くとも着実に進めるほかはない

今日は朝から冷え込みました。家の中でじっとしていると、窓を介して入り込む冷気で手足が冷えて、知らず知らずのうちに硬直してしまいますね。

さて、……。

今日は午前中に休暇を取得して、ちょっと滞っていた相続手続を行った。具体的には、亡母の郵便貯金口座の解約である。

実は、この郵便貯金口座は母もサブで使っていたらしく、残高は15万円程度。この額だと令和になってから利息も付いていない。だから、敢えて手続を踏まなくても引き出せるだけ引き出せばそれで足りるのではないかという誘惑に駆られる気持ちもあった。

でも、このレベル感のものでも手続きをキチンとした方が良いという脳内の天使の声(w)の方が大きく、それに従うことにした。

手続きに関わる書式は事前に取り寄せていたので、記入できるところを埋めてからそれを持って郵便局に行く。午後からの出社に影響しないよう9:00ちょっと前に郵便局に着くようにした。

郵便局も今は番号札を引いて順番を待つことになる。それを引いてからベンチのような席に着いて待った。

しばらくして窓口から私の持つ番号が呼ばれた。来意を伝えて書類を渡す。一通り目を通した職員が日付の記入漏れを指摘してきたので、指示に従い記入する。また、遺産分割協議書の記載の中に「郵便貯金」の記載がないことを気にされた。

基本、わが家の遺産分割協議書は姉と私の折半ということが書かれている。また、その他新たに判明した資産についても同様とする旨の記載があり、私は郵便貯金についても同様だと解せるのではないかと主張した。

その職員は「ちょっと上に確認してみますね」とどこかに電話を掛けた。結果、当方の想定していた通りに扱うとの回答を得たようだ。

その旨を告げられてホッとした。でも、実際は口座を解約して全額現金の窓口渡しを依頼しており、私と姉の郵便貯金口座に半々に振替するような手続きはそもそも選択肢に含まれていない。

もちろん私は遺産分割協議書通りに折半にするつもりであるけれど、郵便局は全額を現金で相続代表者の私に渡し、その後のことまでは関与しない。そうなると、遺産分割協議書についての郵便職員のツッコミって実質的に何の意味があるのか? という疑問を感じたことはお伝えしておきたい。

このような感じで、手続に約45分を要した。それでも口座の解約を無事に終えて、相続手続きの一つが進んだことはありがたいと思った。おかげで午後からの出社においても、気持ちは晴れやかだった。

遅くとも着実に進めていくことは大事だと改めて感じる次第。

お読み頂き、ありがとうございました。

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