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年末が迫る中のオジさんの戯言

「寒い」が口をついて出る昨今。それでも朝の空の美しさは格別なものがあります。空高く澄み渡り、遠くまで見通せる空気の清洌さは、冬ならではのものだと思います。寒い中でも、何か心に染みるものを見つけたいものです。

さて、……。

年末、勤務日も残すところ一週間となった。私の職場では、総務から年末年始の行事予定案内がメール送付されてきた。年末については、最終就業日の終業後、参加できる人は納会に参加されたしとのこと。但し、全員が一堂に会するのはリスクなので各課ごとで実施し、30分程度で終了という極めて簡素なもののようだ。

皆無だった頃に比べればマシなのだけど、こんなもの感が漂う。コロナ前であれば、納会が終わると「ちょっと行くか」と言い出す人が必ずいて、何となくその流れに乗って居酒屋に向かうことも普通にあった。でも、少なくとも今年はそれもなさそうだ。

新型コロナウイルス感染症に関わるリスク。世の中で触れられることは少なくなった。しかし、そのリスクは依然残っているし、そのトリガーを引く勇気はなかなか持てない。一旦集団感染が発生すれば、何でそうなった? という問いが公式非公式に殺到する。誰もがそこで自分の名前を取り沙汰されたくはない。

ちなみに、溶連菌に感染して高熱を発する例も出てきていると聞いた。こうなると、インフルエンザも含めて高熱を発するリスク要因は複数あるわけで、各人でリスク低減に向けた取り組みをするしかないだろう。

テレビニュースを見る限り、政府の各種対策も後で帳尻合わせが必要なものばかりで、期待できない。みんなが少しずつ貧しくなってきている中で、頑張ろうという意欲をかき立てるものがない。

目を世界に転ずれば、ウクライナ、イスラエルの戦禍は収まる気配が見られない。また、気候の変動幅が自然の揺らぎを越え始めている感がある。

こういう世相の中で、何か心が晴れる、明るくなる話題が欲しいのだけど、なかなか見つからない。

結局、小市民的なことであるのは重々承知しているものの、今の楽しみと言えば25日に支給される給与。給与そのものは特段変化はないのだけど、支給額増を期待している。

これは取らぬ狸の皮算用ではなく、年末調整結果が返ってくるため、それなりに多いはずとの裏打ちがある。住宅ローンを抱えている人間の唯一の楽しみだと言ってよい。

この程度で喜んでいてはいけないのだろうけれど、私の努力でどうにかできることもないと自嘲している。

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