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note短歌部 文縁の友

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拙いながらも短歌をおいてます。よろしければのぞいてあげて下さいませ(;A´▽`A
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『桜散る 姿彼の人想いても 想い届かじ 頬一雫』

桜の散る様をみてあの人を想ってみても想いは届くことはないと知り頬に涙ひとすじ流れます。

杯の 水面に映る 秋月を 眺め想うは 亡き友の顔

過ぎ去りし 刻を憂う 暇あれば 前に進めと 彼の人の声

お帰りなさいと 笑う君 愛しさ込み上げ 透けるその手を そっと頬に

目を瞑り 御霊安らかにと 静かに祈る

君が好き 何度も何度も 叫んでも 届く事なく 虚空に消える

刻越えて 廻り逢いたい 彼の人と 望み叶えと 願い祈る

愛してる 日溜まりのよな 君の事 約束しよう その笑顔 守り抜く

青空に 君の面影映し出し 別れの言葉 伝えよう 愛し君の 幸せ願うと

殺してと 強請る君の 胸に向け 突き刺す刃 君握り 頬笑み残し 息絶える