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和台詞置き場(和?なのかはあなた次第)

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こちらには自称「和台詞」達を置いてます。もちろん、声にしていただけると嬉しいです(〃^ー^〃)もし、声にした場合はお知らせ頂ければ嬉々として拝聴にお伺いいたします!
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記事一覧

『京言葉?~報われなくても~』(掛け合い台詞)

「失礼致します、君菊にございます。」

「おぉ、よう来たなぁ、君菊。はよ、お入り。」

「へぇ。そいでは、失礼致します。」

(ゆるりとした動作で中へ入り、襖をしめる。」

「雪ノ屋の大旦那はん、本日は、逢い状をおおきにどした。お呼び頂けて嬉しおす。」

「君菊は売れっ子になってしもうたからな。なかなか呼べへんかった。」

「まぁ、大旦那はん、そないなことあらしまへんぇ。うちはずーっと大旦那はんか

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『ほのぼの系?~和風夫婦の会話~(薩摩弁で。)』

「旦那さぁ、今宵は月が綺麗でごあすな。お酒を用意致しもすので、月見酒でも如何(いけん)じゃっとな?」

「本当(ほんのこ)て綺麗(みご)て月じゃっど。月見酒か…よし、持っきっくれ」

「ほんなら、用意して参りもす。」

゛凜、わいは、俺(おい)の心を読んじょっのか?友のことを思(お)め出(だ)せっいたことを察して…。あいがと、凜。゛

「お待たせしもした。さぁ、旦那さぁ。」

「美味(うま)かな。

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『約束』

「約束、守ってくださったんですね」

〃君との約束、だからね。違えたりしないよ〃

「待ちながかったんじゃありませんか?貴方は、待つのがお嫌いですから。フフフッ…」

〃酷いな。僕なりに頑張ったんだから、ほめてくれてもいいんじゃない?〃

「そうですね。待ってて下さってありがとうございます、晋輔さん。」

〃うん。さぁ、行こう。僕たちが行くべき場所へ。輪廻の輪の中。もうひとつの約束を果たすために。

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「郷里の言葉で…」

「夕霧。」

「なんでありいすかぇ。」

「おまんは、わしと同郷じゃったにゃー。」

「あい、土佐の出でありいす。それがどうしなんした?」

「おまん、ちっくと郷里の言葉で話してくれんがかよ。」

「主さん、何をいいなんしかぇ?わちゃ、郷里の言葉を話すわけにはいきなさんす。」

「わしの頼みでもいかんがかよ。わしは、おまんと国の言葉で話したいがじゃ。こんとおりやき。」

「主さん、頭をおあげなんし

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(和な掛合い?台詞)『生まれ変わりというものがあるならば…。』

「火がまわってきよったか。此の城も、最早これまで。登子、御前は逃げよ。」

「殿、それは、出来ませぬ。妾は最後まで殿と御一緒に参りまする。」

「馬鹿を申すな!御前は女子だ。儂と共に果つる事はない!」

「フフッ…妾は、遠野隆之が妻。幼き頃より空け者と言われた、貴方の妻にござりまする。もう、何年も空け者の傍に居りますれば、その私も空け者。空けの妻らしゅうに逝かせて下さりませ。」

「登子。まことに

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「重幸様、何処にか御座しまするか?妾の好きなあの花が咲きまする。御約束下さいましたな、お庭にありまする、あの桜木が咲く頃に妾の御側に在ると必ず在ると。重幸様。薄紅色の花が満開に御座いまする。妾の御側で眺めて下さっていらっしゃいまするか?御逢いしとう御座ります。はよう、妾の元に…」

(京言葉風掛け合い?)「そんなん、悩みにもならしまへん!」

(京言葉風掛け合い?)「そんなん、悩みにもならしまへん!」

「何を言うてはりますのん?もう一度言うておみ。」

「いや、人生いうんは儘ならんもんやなぁ言うたんや。」

「はぁ…あほらしい。」

「なんや?あほらしいて!わしかて悩む時くらいあるわ!」

「そんなん、悩みにもならしまへん!ええどすか?人生いうんは儘ならへんもんどす!そないなこと言うてはったら、世の中、みぃんな悩んどらなあきまへん!若旦那、この清菊かて、儘ならへん事は仰山ありますぇ!そやかて、悩

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(掛け合い?台詞)「其の命、預かる。」

「あな、おかしな事を申される。最初に申したではござりませぬか。あなたの大事なものをいただきますると…。」

「それが、某の命だとは聞いてはおらぬ!謀ったか!呪術師!」

「お黙りなされませ!妾は申した、大事なものと!あなたは命が大事だとは思われないのでござりましょうや?」

「命は大事じゃが、一番だの二番だのの中には入らぬものではないか!命をくれてやるわけには参らぬ。某には果たさねばならぬ事がある

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噂とは真しやかに流れるが、それを信ずるか信じまいかは人の心根次第だと、我は思うのじゃが、お主はどう思う?

「月夜の逢瀬」

「月ノ君。貴女の事は今宵からそう呼ぼう。」

「月ノ君?其の様に大層な名で呼ばれては恥ずかしゅう御座います。」

「では、誠の名をお教え下さいますか?貴女が名をお教え下さらぬ故、月ノ君とお呼び致すのです。」

「名を知れば、貴方は去ってしまうでしょう。名等、どうでも良いことではございませぬか。貴方の名を私は聞きませぬ。」

「貴女が高貴な方だということは気づいております。私等が手の届かぬ御方だと。

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(和台詞?)「私が居なくなったあとは…」(掛け合い?)

「私にはわかりません。瞳子(とうこ)姉上は許嫁であった、日向 重泰(ひなた しげやす)殿を先の戦で亡くされたばかり。なのに父上の命(めい)で直ぐに嫁ぎ先を決められ、それを承知なさったなんて。」

「彰子(あきこ)、私も武家の娘。女は家のために動かなくてはなりません。重泰様の事は確かに辛い事。でもね、彰子、私は武家の娘としての道を選んだの。政治の道具として嫁ぐとしてもそこでもしかしたら幸せな人生を切

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芸妓さんと旦那はんとの会話?的な…(駄台詞です(´・ω・`)…)

「旦那はん、おしめりが屋根打つ音が聞こえてきましたな。

せっかくの旦那はんとの会瀬なのに、かなん気分になってしまいます。」

「そうか?わしは心地ええ音やと思うがな。」

「何でどす?」

「お前ともうしばらく飲んで歌って楽しめと言われてるような気がするさかいにや。」

「まぁ、旦那はん…嬉しいことを言うてくださるんどすね。」

「ほんまにそう思うとるんや。」

「ほな、うちもそう思うて。

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(和?台詞)「君は人の世で暮らすにはあまりにも純粋すぎる」

「愚かだな。君は愚かだ。何故、君を陥れて楽しんでいた者を庇う。それでその者達が改心してお前に良くしてくれるとでも思っているのか?助かれば助かったで僕という人ならざる者と通じている怪しい奴だと罵られ陥れられるだけだ。…わかった…君の気持ちに免じてこのくだらぬ阿呆達は見逃してあげるよ。条件付きでね。君が僕と共に来る事。君は人の世で暮らすにはあまりにも純粋すぎる。僕の世でなら僕の庇護(ひご)のもと優しい

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(台詞?)「願い事3つ」

願い事を3つあげろと言われれば・・・これだろうか・・。

一つ目は・・お前の幸せだ。

お前ときたら我慢ばかりしてるからちゃんと幸せにしてやりたいと思う。

して欲しい事ががあればちゃんと言えよ。じゃねぇと伝わらない事もある。

二つ目は・・お前とこれからも一緒にいられるといいと思う。

つまりは、お前と生涯共にありたいと思うってこった。

いちいち、聞くんじゃねぇよ。は、恥ずかしいだろうが・・・

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