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独学で哲学をするには?part1.

私は今まで、人生で役に立つ哲学や、ジョジョの哲学を記事にしてきました。

今回の記事からは、ガチガチのガチ、学問の哲学の記事を書いていきたいと思います。

とはいっても私は哲学科を卒業しているわけではないので、あくまでも私が独学で学んだことをもとにして書いていきます。

それではいきましょう!


何から始めたらいいの?

哲学の歴史は長いです。西洋哲学に限ると、ソクラテスやプラトンは紀元前5世紀の人物です。そこから現代まではざっと2500年ほどあります。

では、古代の哲学から始めるか・・・と思いたいところですし、大学の哲学科はそうしています。

ですが、ちょっと待ってください。確かに大学で哲学を学んでいるならその順番でなくてはならないかも知れませんが、今考えたいのは独学。

独学ならどこから始めてもいいのではないでしょうか?

そりゃあ、哲学の教授からは怒られるかも知れませんが、別に論文を書くわけでもないんですから。

ではどうするか。まずは高校の倫理を思い出しましょう。理系の方はやっていないと思うので、とりあえず本屋さんの参考書コーナーに行ってみます。

すると、高校生向けの倫理の参考書がたくさんあります。この中から一冊選んで買いましょう。

私のおすすめは、文英堂の「シグマベスト:理解しやすい倫理」です。

どこからどこまでが哲学?

なぜ倫理の参考書なのかというと、古今東西あらゆる思想が書いてあるからです。

哲学というと、多くの人は古代ギリシャなどの西洋哲学を思い浮かべるかと思います。

しかし、現代の哲学界では、「世界哲学」というものが盛んに議論されています。

ちくま新書「世界哲学史」を例に取ってみると、キリスト教や仏教などの宗教、古代中国で活躍した諸子百家の思想、イスラームの思想、日本思想など、西洋以外の思想も取り上げています。

今日のグローバル化は著しいものです。そんな時代に西洋だけが哲学と言っていては他の地域に対する差別になってしまいます。

だからこそ、あらゆる国や地域の思想を学ぶことが重要なのです。それも順番ではなくていいと思います。

最後に

次回の記事では実際に世界哲学を紹介していきます。かなり重い内容、記事にするのに時間がかかると思いますが、ぜひ読んでください。

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