油断しすぎた休日|育児日記
2024/4/21 7m6d
普段は休日も平日も同じくらいに起床するゴジくんも珍しくなかなか起きられず、遅い朝。10時頃、一人で早朝から元気に遊んでくれていたくんちゃんに離乳食をあげる。そこからゆっくり我々の朝食をいただく。ほぼ昼食の時間だけど。いい休日の始まりだ。
藤の花を見に公園へお散歩。まだ五分咲きくらいだったものの、上品な甘さのいい香りが漂ってきて、幸せな気持ちになった。ゴジくんに抱き上げられ、くんちゃんが一番近くでその香りを堪能できたね。花壇には色とりどりの花が可憐に咲き、山桜も見頃を迎えていた。つくづく、いい公園が近所にあってよかったなあ。このへんに家を買えたらなあ、などと戯言をこぼし合ったりする。いくらするのだろうか、調べるのもおそろしい。最近、一家の将来を見据えた転職(ゴジくんの)や引っ越しについて話すのだけれど、ゴジくんの反応がふわふわしすぎていてなかなか具体的に進まない。保活やなんやらを逆算するとあまりボヤボヤしていられないのに、困ったものだ。
相変わらずベビーカーに泣くくんちゃんをなだめつつベンチで休憩を取ろうとした頃、雨が降り出す。はじめはほんの小雨程度だったので油断をしていると、だんだん雨足が強くなってきた。こりゃいかん。ギャン泣きするくんちゃんをベビーカーに押さえ込み、急いで家路に着く。こんな日に限ってタオルもガーゼハンカチも何も持ってきていなかった。幌のおかげで足以外は守られたけれど、初めてこんなに雨に濡らしてしまい、大変申し訳ない気持ち。くんちゃんが風邪を引いて一家全滅、ゴールデンウィークの帰省がまたもキャンセルになるところまで想像したが、今のところ大丈夫そうだ。帰って昼寝をした後はベビーベッドの柵を夢中でしゃぶしゃぶ味わっていた。ベビーカーもベビーベッドもレンタル品で、あと数日で返却してしまう。最後の最後まで活躍してくれてありがたい限りである。
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