とにかく、ご機嫌で生きていけたら｜育児日記
2023年9月に長女くんちゃんを出産。穏やかでちょっとおかしな夫ゴジくんとともに育児に奮闘する日々を綴ります。
2024/4/18 7m3d
大学時代の友人がエキストラとして出演する舞台『ハザカイキ』を観に行った。予想以上にとってもいい作品で、興奮冷めやらぬ。恒松祐里ちゃんの演技に圧倒された。これが芝居かー！友達もがんばっていた。君が生き生きしているとわたしもうれしいよ。
今日の日本における生きづらさ、拭いきれない違和感、自由なのに窮屈な感じ。作品中には、誰もがみんな一度は対峙したことがあるであろうモヤモヤがいくつもちりばめられている。しんどい描写が多かったけれど、最後のシーンに救われた。よくできた脚本だなあ。わたしは、この作品をどう捉えたらいいんだろう。すごく心に響いたのに、この気持ちをうまく言語化できないのが悔しい。みんな少しずつ無理しながら、正解のようなものに身を寄せ合ってなんとか生きている。無理するの、やめようぜ！とか、正解じゃなくたったいいじゃん！なんて無責任なこと、冗談でも言えない。それくらい、今を生き抜くのは難しいのだ。それでも、愚痴を言い合ったり慰め合ったり、力を抜いて素に戻れるシェルターみたいな居場所さえあれば、それで十分幸せで、生きる糧になるのかもしれない。その居場所を見つけるのだって、容易なことではないのだけれどもね。そんなことを悶々と考えながら急いで実家に戻った。
4日ぶりの実家に、くんちゃんはすぐに馴染んでいつになくご機嫌。これまで度々預けてきたけれど、今日が最も落ち着いていたな。両親も楽しんでくれたようでよかった。くんちゃんを見ていると、ただただ機嫌良く過ごすことがどれだけ豊かなことか、よくわかる。わたしもあまりごちゃごちゃ考えすぎず、ひたすらご機嫌でいられるように邁進したい。ご機嫌が一番。ご機嫌なら何事もなんとかなる。
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