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冨田勲とアクアスフィアの音楽

東京ディズニーシーに一歩入ると、大きな地球儀のモニュメントがある。
ディズニーシー・アクアスフィア(通称:アクアスフィア)だ。
そして、アクアスフィアがある一帯の広場をディズニーシー・プラザという。
一度でも訪れたことがある方はわかるだろうが、どのゲートから入っても必ずディズニーシー・プラザを通らねば、その先に進めない。

そのため、テンション爆上げの状態で入園したゲストはまず記念撮影をしたり、時折顔を出すキャラクターとグリーティングしたり、あるいはお目当てのアトラクションやショーを目指して足早に立ち去ったりするだろう。

さて、今回注目するのはアクアスフィアがあるディズニーシー・プラザで日中流れている曲だ。

絶対この音楽は耳にしてはいるが、パークでは多くの雑踏と、アナウンスと噴水の音が混じり合っているため、音楽だけじっくり聴いたことある人はあまりいないだろう。

この曲を作曲したのは、冨田勲(1932~2016)である。

冨田勲とモーグシンセサイザー


彼は世界が誇る電子音楽界のパイオニアであり、シンセサイザーの黎明期にモーグシンセサイザーを駆使したアルバム「月の光」で日本で初めてグラミー賞を獲得した人物である。また、ラジオ、テレビの黎明期から数多くの番組で音楽を担当し、NHK大河ドラマ第一作「花の生涯」他、5作の大河ドラマも手がけた。さらに、ジャングル大帝など劇伴音楽も多く手掛けている人物だ。

それでは、この曲について、深掘りしてみよう。


2つの曲名


この曲の正式名称は
アクアスフィア・プラザ〜デイ Aquasphere Plaza~Day
であるとずっと思い込んでいた。
収録されているCDにももちろんアクアスフィア・プラザ〜デイと記載されているため、疑う理由はなかった。

しかし、この記事を書くにあたり、日本コロムビアなどにある冨田勲の公式プロフィールなどをチェックしてみると

東京ディズニーシー、アクア・スフィアのエントランス・ミュージックとして3面立体音響のためのシンフォニーを作曲。

日本コロムビアオフィシャルサイト

と記載されており、
3面立体音響のためのシンフォニー
という作品名が使用されていることが判明した。
つまり、冨田はこのタイトルで作曲し、ディズニー側に納品したのだろう。

興味深いのは、ディズニー側からリリースされている音源には3面立体音響のためのシンフォニーという文言が一切使用されておらず、逆に冨田勲公式の目録にはアクアスフィア・プラザ〜デイも使用されていない。

権利的な問題なのだろうか。

ただ、劇伴などにも作曲者がつけた曲名と、実際使用される際に付けられている曲名が異なることはしばしばあるので、特に珍しいことではないのかもしれない。

楽曲分析・構成

この曲は、約13分であり、曲の終わりと冒頭が切れ目なくつながっているため、音楽が途切れることなく再生されるのが特徴である。
リリースされている公式音源では、繰り返される2回目の曲の冒頭まで収録されているためわかりやすいだろう。

超個人的な解釈ではあるが、構成をざっくり分析してみた。

ファンファーレ

第一部(A-B -C-A-B)

第二部(B'-C')

ファンファーレ’

のような構成だと解釈した。
(ちなみに、これが楽典的な〇〇形式に当てはめるとどれに該当するかはかはよくわからない)

それでは大まかに各シーンごとの解説、、、というか感想を見ていこう。

ファンファーレ(0:00~)

この作品はホルンによる勇壮なファンファーレから開幕する。
左右のチャンネルからそれぞれのホルンが飛び込んでくるため、早速立体音響を感じることができる。
また、この作品においてホルンは引き続き重要なフレーズを担当するため、この音色を注意深く聞いておくといいだろう。

さて、このファンファーレだが、冨田が手がけてきた過去の作品に非常に似たような雰囲気の作品があったので紹介する。

こちらはNHKで1963年〜1982年に放送されていた新日本紀行という番組だ。
このオープニング音楽の冒頭、アクアスフィアの冒頭にそっくりではないだろうか?
どちらもホルンによって演奏され、吹いているニュアンスまで似たような雰囲気を感じることができるだろう。
また、調性やリズム、音階もそっくりである。

「新日本紀行」冒頭ホルンのファンファーレ


「アクアスフィア・プラザ〜デイ」冒頭ホルンのファンファーレ

直接的な引用ではないものの、低いドの音から駆け上がる雰囲気は共通している。

まあ、これだけで「元ネタ」と断言するには根拠が薄すぎのため、「なんか似てるなぁ」って程度に思っていただければ嬉しい。

第一部(0:19~)

シーン1(A) メインテーマ(0:19~)
6/8拍子の跳ねるようなリズム。
厚いストリングスにより、主題となるメロディが奏でられる。
全体を飲み込む息の長いフレーズにより、壮大な世界が繰り広げられる。

いきなりソからオクターブ上のソに跳躍し、その直後にドからオクターブ上のドに跳躍する2連続オクターブ跳躍が非常に特徴的である。
この跳躍により、これから始まる広い世界や冒険の始まりを強く感じることができるだろう。非常に効果的な旋律だ。

オクターブ跳躍が繰り返されるテーマとして有名な作品としてジョン・ウィリアムズ作品の「スター・ウォーズ」や「E.T.」、ディズニー作品だと「星に願いを」があげられる。
これらも未知の世界に対するワクワク感を演出する音楽であり、オクターブ跳躍が昔から使用されている手法であることがわかる。

シーン2(B)(1:36~)
引き続き6/8拍子で進行。
メディテレーニアン・ハーバーのイタリアの小道が似合いそうな室内楽的で、尚且つバロック音楽的な旋律に展開される。
特に、1:49〜はフルートがまるでリコーダーのようなイメージな音色でストリングスと掛け合いをしており、イタリアバロックが意識されているように感じる。まさに小道のようにスケールがグググっと小さくなるコントラストが面白い。
その後、さまざまな楽器がソロ回しのように旋律を受け渡していく。
2:16~のマラカスの刻みが可愛い。
そして、2:32〜は、大きなアンサンブルによって展開され、一気に世界が広がる。
まるでドナルド通りのような小道を抜けた先にあるポルトパラディーゾのようだ。
そしてまた室内楽のような小さい道に戻って行く。

シーン3(C)(3:14~)
ここからは息の長いフレーズが各群のオーケストラから聴こえてくる展開だ。
シンバルなどによってクレッシェンド&デクレッシェンドしていくバックのフォルムが寄せて引く波の満ち引きのようなシェイプであり、とても美しい。
ここではシンセサイザーの音色が非常に大きな効果を担っており、波のキラキラした雰囲気を演出しているように感じる。
しかし、過度に主張しすぎず、あくまでもオーケストラの一つのパートのような扱いに徹していられるのはさすが冨田勲といった感じだろう。
三方向から心地よい波が寄せてくる感覚は最高である。ぜひ現地の立体音響で聞きたいシーンだ。

シーン1(2回目)(A)(5:23~)
シーン2(2回目)(B)(6:40~)
ここで、再びシーン1~シーン2が再現され、素朴に終曲する。

第二部(8:04~)

シーン1(B’)(8:04~)
これまで符点四分音符基準に捉えられていたテンポだが、そのテンポを四分音符基準に解釈した際の八分音符基準の6/8拍子にここから変化する。
(つまりテンポがゆっくりになる)
ストリングスによるピチカートのみで構成されている。
ポコポコとした雰囲気がとても可愛らしい。

シーン2(C’)(8:31~)
ここからも息の長い旋律と、波の満ち引きを感じられるシーンに突入する。
第一部の同様のシーンと比較すると、拍子感が薄れており、より開放的な雰囲気になっていることがわかるだろう。
また、転調の感覚も夢見心地、幻想的な方向を示しているように感じられる。
テンポが遅くなっている分、よりたっぷりとした波の満ち引きになっているのが特徴だ。
このシーンの最後は、徐々にテンポを落としつつ、シンセサイザーの幻想的なシンセサイザーによって美しく閉じられる。
冨田勲ならではの電子音楽といった感じだ。

ファンファーレ’(11:59〜)
金管楽器が次から次へと飛び出す煌びやかなシーン。
空間が一気に切り開かれ、マーチ調の前向きな雰囲気だ。
テンポも第一部の速度に戻る。
後半は2拍子系に転じる。アンニュイなニュアンスを作りながらも、推進力がある。
その後、切れ目なく冒頭のホルンによるファンファーレにつながり循環される。

以上が「アクアスフィア・プラザ〜デイ」の構成だ。
13分という作品で、さまざまなシーンが展開されるが、良い意味でどこを切り取っても、どこから聴いても違和感のないような雰囲気に仕上がっている。
また、アクアスフィアそのものは無国籍なシンボルではあるが、広義ではメディテレーニアンハーバーに属するエントランスからこの楽曲が使用されているため、イタリアの趣が感じられる楽曲になっている。

立体音響の仕掛け

冨田が名付けた「3面立体音響のためのシンフォニー」というタイトルからもわかるように、この作品は立体音響の仕掛けが施されている。

そもそも立体音響とは、音を再生した際、三次元的な空間の拡がりが表現されている方式のことである。
例えば、ステレオ録音されている音源は最も身近な立体音響の一種だ。
つまり、複数のスピーカーから異なるトラックを再生し、上下左右や奥行きなどが伝わる音響を指す。
映画館で映画を見ると、テレビで見るより音が上下左右から聞こえることを想像したらわかりやすいだろう。

本作品は3つのオーケストラトラック音源によって構成されており、アクアスフィアを取り囲む複数のスピーカーからそれぞれのトラックが再生されている。そのため、通常のオーケストラを超える巨大編成の音圧を感じることができるだろう。

演奏しているのは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団だ。
冨田とロンドン・フィルハーモニー管弦楽団は1998年に初演された「源氏物語幻想交響絵巻」のロンドン公演で共演、同年、冨田自身が指揮をしレコーディングを行い、音源化するなど、多数の共演歴があるオーケストラである。

推測だが、直近の付き合いがあるオーケストラという意味でロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が起用されたと思われる。

冨田の構想では、実際に3つのオーケストラを用意し、同時に録音をしたかったとのことだが、適した録音環境がなかったため、3回録音をし、仮想的に3群のオーケストラがいる音源に仕上げた。

ただ単に人数が3倍のオーケストラということではなく、
3群のオーケストラが存在していることに大きな意義がある。
そのため、通常ではあり得ない位置から様々な楽器が聴こえることがわかるだろう。

ちなみに通常のオーケストラの配置は下記を参照にしていただきたい。

http://www.newsdigest.de/newsde/features/9654-orchestra-guide/


下手側(左側)にいるホルンが左右どちらからも聴こえるなど一つのオーケストラではあり得ない音響空間が構成されていることがわかるだろう。
上記図の指揮者の位置を中心として一つのオーケストラの立体音響を構成することは多くあると思うが、
下記図のように複数のオーケストラが同一空間にある音響空間の構成はとても珍しい。

オレンジの丸のところに立って聴こえる音響を目指して制作された。

しかし、1つのオーケストラを指揮者のポジションから聴くような立体音響音源だと、各楽器がどこにいるかが分かりやすく空間的に理解できるのに対し、
3群のオーケストラがあると、四方八方から様々な楽器の音が飛び交っているだけのように感じてしまう。
そのため、この曲を鑑賞するときは3つのオーケストラを頭に思い描きながら聴くことが重要だ。

ところで、この音源はゲート外のエントランスでも流れている。
もちろんそこでは立体音響は用いられていない。
そのため、ゲートを潜った瞬間非常に大きく音響的な空間が広がるように感じるだろう。
ディズニーランドにはない高揚感がそこにはあるのだ。

ベストな鑑賞方法

それでは、実際にこの立体音響を存分に味わうにはどのように鑑賞すればいいのだろうか。私の好みではあるが紹介しよう。

鑑賞時間帯

まず大前提として多くのゲストが入園してくる午前中は避けるべきである。
三郡のオーケストラを存分に味わうためには人混みを避けることが大切なのだ。
そのため、14:30以降にアクアスフィア・プラザに向かうことをオススメする。
なお、休日は15時から、平日は17時から入園できるチケットが発売されているため、その時間帯も避けた方が無難だろう。
そして、この楽曲が聴けるのは日没の約30分前、パークに照明が灯るまでだ。
日没時間も確認しながら訪れよう。(キャストに何時まで聞けるか尋ねたら答えてくれるのかもしれない)

オーケストラの配置と鑑賞場所

それぞれのオーケストラがどこから流れているかというと、

音源の左チャンネルに該当するオーケストラはサウス・ゲート(リゾートライン降りて左側)にあるスピーカー
中央チャンネルに該当するオーケストラはリゾートラインの駅の真下にあるステージ上にあるスピーカー
音源の右チャンネルに該当するオーケストラはノース・ゲート(リゾートライン降りて右側、バス・徒歩で入園する際に一番近い場所)にあるスピーカーから流れている。

オーケストラとスピーカーの配置、ベストは星の位置。

鑑賞しようとステージ上のスピーカーを向いてみると音源と左右反転していることがわかる。
おそらく、動線的にパークの中に進んでいくことから、中央のスピーカーを背にして歩いた時に聞こえる音源を設定したのだろう。
というか、普通の人は「鑑賞」なんてしないのだからそれが普通だ。

壮大な音源を聴きたい場合

星印のところに立って三方向から飛び交うオーケストラの響きを存分に堪能しよう。最大限に楽しむために、やはり人混みを避けることは必須である。
目安として、アクアスフィア前のベンチに座って、左右のスピーカーが目視できれば大丈夫だ。
是非エア指揮をしながら楽しみたいところだ!

立体音響の性質を楽しみたい場合

各スピーカーの前に陣取り、音源では聞けないそれぞれのチャンネルのトラックを鑑賞してみよう!
一つずつオーケストラを聴くようにだ!
完全にミュートされている箇所や、特定の楽器だけが浮き出てくる箇所などがあり、とても面白いだろう。
一通り鑑賞したら、それぞれのスピーカー目指して歩き回ってみよう。
オーケストラごとのグラデーションを楽しむことができ、「立体感」がはっきりとわかるはずだ。

じっくりと堪能することをオススメする。

下記に実践動画を添付したので是非ご覧ください。


立体音響のパイオニア冨田勲

さて、そもそも何故冨田が立体音響を用い、ディズニーシー・プラザを手掛けたかというと、冨田は立体音響のパイオニアであり、過去様々な空間を演出していたのである。そこで、冨田と立体音響の歩みを紹介する。

①回音壁との出会い

冨田がサラウンドに興味を持ったきっかけは、1938年(当時6歳)父親の仕事で、一時北京に移り住んだ時に出会った「回音壁」という丸い巨大な壁でした。そこでは音が不思議な反響をして、父親の声が思いがけない方向から聞こえてくるという体験をしたのです。
これが生涯こだわり続ける「音の響き」の原点だったと冨田は話しています。

冨田勲研究会・ TOMITA information Hub公式プロフィールより


回音壁は、世界遺産にも登録されている北京の名所「天壇」にある。
この原体験がきっかけで、五線譜に記載されている音符よりも、「音響」そのものに興味を持ったのだ。

②NHK「立体音楽堂」での仕事

作曲家となった後、NHKで仕事をするようになった冨田。
1954年に放送開始されたラジオ番組「立体音楽堂」を担当するようになり、ステレオでのオーケストラ劇伴を作曲した。
当時の放送技術ではステレオ放送ができず、また、ラジオも一つのスピーカーしかなかったが、視聴者は二つのラジオを用意した上でNHK第1放送を左チャンネルで、第2放送を右チャンネルで放送することによりステレオ放送が可能になったのだ。
なかなか強引な手法のように思えるが、この番組は日本初のステレオ番組であったため、当時の耳が肥えたマニアからは注目される番組になったのだ。
そんな耳が肥えたマニアの一人である冨田は、この仕事にかなり精力的に取り組んだ。

③シンセサイザーとの出会い

オーケストラの楽器を用い、様々な劇伴の仕事をし、立体音楽堂では新たな音響空間の追求をしていた冨田。しかし、これ以上新たな響きを生み出すには既存の楽器を用いるのではなく「ゼロからサウンドを生み出さねば」という発想に至った。
そこで、当時開発されたばかりのモーグシンセサイザーを個人輸入し、ゼロから音色を構成できるようになった。音色ももちろんだが、音の方向や距離、速度も数値的に自在に操ることができるようになったのだ。

④立体音響ライブ

シンセサイザーを用い、一人で作曲からレコーディングまでできるようになった冨田。やがて、立体音響への興味は次第にレコードからコンサートへと移っていった。

1979年「エレクトロオペラ・イン武道館」を開催。

当時のフライヤー


武道館の中に巨大なピラミット型のスクリーンを配置し、コンピューターアニメーションを投影。会場には264個のスピーカーを配置。6チャンネルの音源と冨田のシンセサイザーの演奏を四方八方のスピーカーから流し、立体音響ライブを開催した。

トミタ・サウンドクラウド(音の雲)
武道館を飛び出し、野外にて立体音響ライブを開催した冨田。

1984年にはオーストリア・リンツにてドナウ川両岸の地上・川面・上空一帯を使って超立体音響を構成し、8万人の聴衆を音宇宙に包み込む壮大なイベントを催したことを皮切りに、ニューヨーク(1986自由の女神百年祭)、岐阜(1988 中部未来博)、シドニー(1988オーストラリア建国200年祭)、横浜(1989 横浜港開港130周年記念)、名古屋(1997 中日ドーム落成イベント)にて同様の大規模コンサートを上演した。


川辺や海辺を会場に、ヘリコプターやクレーンなどを駆使し空中に移動ができる大規模なスピーカを設置。また、水上にも船にスピーカーを搭載し、移動する音響空間が実現。その他地上やに置かれた無数のスピーカと絡め、大規模な3次元立体音響空間を設計していることが大きな特徴だ。
そこに公演ごとのテーマにあった演出を加えた大規模なイベント型の作品である。


この長良川での公演ではなんと、スティービー・ワンダーも参加している。
YouTubeには他の都市での公演の様子がアップされているが、残念ながらライン録りのようで、立体音響の良さである三次元空間が生かされた音響は味わえることは少ないだろう。現地で味わえた人の特権だ。

以上のように、冨田は劇伴や大規模イベントのために立体音響作品を生み出していたことがわかる。

常設的に立体音響が体感できる場所


音を作曲するという次元を超え、音響を設計することに重きを置いていた冨田。
しかし、設計された音響空間は、前述した「トミタ・サウンドクラウド」のようなイベントのための芸術作品や、博覧会・展覧会のような期間限定のパビリオンのための作品など、一過性のものでしか味わえなかった。

だが、(おそらく)日本で唯一常設的に冨田の立体音響が鳴り響く場所がある。

それがディズニーシー・プラザなのだ!!

現在、冨田勲が手がけた立体音響作品を体感することができる日本で唯一(多分)の空間が東京ディズニーシーのアクアスフィア周辺に広がっているので噛み締めてインパしてほしい。

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