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自分のサービスの値段に悩んだら

先日の元ホームレス社長のお話で、
もう一つ深い気づきになったことがあったので書いておきます。

自分時間、他人時間の話の流れで、
 ★詳しくはこちらでどうぞ
 https://note.com/rikamizuno/n/nde620310762d
その社長さんは30人程の女性にこんな質問をしました。

「あなたがコーヒーが飲みたくて、コンビニで買ったとする。
あなたはコーヒーの何にお金を払っていますか?」

ちょっと質問の意図がつかめず、
どう答えるべきかを頭の中でぐるぐる考えました。
たぶんみんなそうだったと思います。

そうするとその社長さんは続けてこう質問しました。

「じゃあ、あなたが自分でコーヒーを飲もうと思ったら、
どうしますか?」

すると声が上がり始めました。
「豆を煎る。」
「挽く。」
「豆を買ってくる。」

「そう。
豆を煎る、挽く。
その前に豆を袋詰めして売っている会社があり、
豆を輸入する会社がある。
そして産地には豆を育てて収穫する農家がいる。
たった一杯のコーヒーだけど、
僕たちはそういうすべてのことにお金を払っている。

コンビニのお弁当だって、
何気なくレンジで温めてもらって買ってくるけれど、
普通プラスチックのものって、
レンジで加熱するとへにゃへにゃになっちゃいますよね。
ということは、そうならないものを開発した会社があるから、
こうやってあったかいものを食べられる。

自分がお金を払うのは、
そういうものだという頭がない人は、
絶対成功できません。」

なるほど。
そこにいる全員が深く納得しました。

その時、
そうか。と思ったことがありました。

商品が手に取れる物を売っている人は、
世の中の相場みたいなものがあったり、
値段を決める基準が色々あります。
ただ、私もそうでしたが、
商品が目に見えないサービスの場合、
値段をつける時にとても悩むことがあるんです。

それはお客様の満足度が、
値段を決めるための要素に大きくかかわるから。
買う側も、例えば果物屋さんでメロンを買う時に、
「こんな高いメロンを買ってやるんだから、
甘いかどうか試しに食べさせろ。」
とは言わないのに、
(言う人もいるかもしれないけど笑)
サービスに関しては、
「いいかどうか試してみて、よかったら買うわ。」
と平気で言うわけです。

すると、判断基準がはっきり決まっていないだけに、
自分の技術がこの値段に見合っているのか、
まだまだ私はもっと安くしないといけないんじゃないか、
と悩むんです。
安い方がたくさん買ってもらえるんじゃないか、
レッスンにもたくさん人が来てくれるんじゃないか、
そう思うとなかなか金額を上げることができません。

そんな時、
自分が出せる成果に自信があるのであれば(ここ大事)、
自分がこの技術を手にした今までの過程を、
振り返ってみればいいと思うのです。

あなたがそれを提供できるまでにした勉強、
上手くできるようになるまでした練習、
調べた事、検証してみた事、
それにかけた時間はどれくらいですか?
そこに費やした時間と努力があるからこそ、
今、これだけのことが提供できる。
そのすべてにお金を払ってもらうのだと考えれば、
今の値段が妥当だと思えるかもしれないし、
高いのでは?と悩んでいた人も、
これだけのことをこの値段で手に入れられるなら安いくらい、
と思えるかもしれません。

どんな風になってもいいけれど、
自分のサービスの値段に悩んでいる人にとっては
1つの判断基準になるのではないかと思います。

そういう考え方をする方がもっと増えれば、
「ちょっとさわりだけでいいから無料でやって。」
「お試しでやってみてよかったら考えるわ。」
というのも少なくなるんじゃないかなぁ。

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