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大事なのは、普段の関係性とユーモア

珍しい経験をしました。
お花屋さんから電話があって、在宅か確かめられました。なんだろうとウキウキ待っていたら、動物病院からでお手紙付き。
開いてビックリ、うちの猫ちゃんへのお悔やみだった!

先日、処方していただいたお薬がよーく効いたので、病院にお礼の電話をしたんです。ノラ気質の猫があばれてレントゲンが取れなかったのに、よくも処方してくださったもんだと。
「ずいぶん楽になって…」と伝えたつもりだったけど、多分そんなことする人、いなかったんでしょう。
看護師さんにきれいに誤解されちゃったんだな。

これからもお世話になりたいし、申し訳ないと思ってほしくないし、そしてお花は返せないし(笑)

言葉を考え考え、お礼状を書きました。

さてその数日後。定期のお薬をいただきたくて、病院をたずねました。土砂降りでいつになく閑散としています。
受付すると、カルテを出してきた看護師さんがソワソワしながら、診察室へ。。。中で「えっ」ゴニョゴニョと話し声がして、先生が出てきました。どうやらお手紙はご存じなかった様子で「いやーどうもどうも、失礼しました…」

  1. この一件で私が学んだ最大のことは、「すべては普段の関係性だな」ってことです。

  2. そして二番目に学んだのは、ユーモアが大事ということ。

ポジティブ心理学で「普段から良い話題や時間を共有していれば、問題が起きたときにも互いを信頼して行動できる」というお話がありました。
私はこの先生に、普段から絶大な信頼をおいているから「これからもどうぞよろしく。カルテはどうか捨てないで」と笑えたし、先生も「まあ花はフツーに、インテリアとして飾ってください」と笑ってくれました。
「先生に一言、お礼を伝えたくて…なんて言ったから良くなかったのかなあ」
「あーそれは、定型だから誤解したんかもしれませんね」と、二人で爆笑しました。
これがもし、普段がイマイチだったら「なんて失礼なことを!」とモヤモヤしてしまっていたかもしれません。

私はちゃっかり、今度家を留守にするときの相談まで掛けさせてもらって、ご機嫌で動物病院を後にしました。


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