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【セルフケア】ランニングやウォーキングじゃなくて、ヨガじゃだめなの?

おとうふメンタル、という言葉はもう古いんでしょうか。
気持ちの上がり下がりが激しいから…
うつ的症状って言われたから…
いろんな事情が各々おありでしょう。

でも私は、「まずは体を動かしてみようよ」と言いたいです、だれが何といおうと、体力は人生の土台です。
そして、人と比べないで自分比で自信をつけていけたら、その分自分を幸せにできます。

部屋からでること、靴を履くこと、いやいや靴を履こうとすること。まず一歩動くこと。
自分の機嫌を自分でとって、中長期的な視点で、ごきげんで過ごすためにできることのひとつが、体を動かすことだと思っています。

先日のクライアントさんは上記とは違いますが、自律神経が緊張する方向に傾いてるご様子でした。なかなかリラックスしきれない、体の力を抜ききれない。大きなイベントを終えたばかりということも関係していたでしょう。

そんな中で、心拍トレーニングの話が出ました。そして題名の質問が出たのです。
「ランニングやウォーキングじゃなくて、ヨガじゃだめなの?」

GOOD QUESTIONです!

まず、まったくだめではないです。ヨガなりピラティスなりを愉しんで続けておられる、それはすばらしいことです。カラダを動かす習慣があるって宝物です。副交感神経を優位にして自律神経のバランスを整えられる。
でも、心拍トレーニングでも脳内ホルモンの分泌を整えられるしくみは、
体を整えるための別のベクトルとして知っておくと、モチベーションアップになるかもしれません。

激務に追われる彼女にしてみれば、休みの日にまでわざわざ走ったり飛んだり跳ねたりして、体力を消耗する余裕はない。そう思うのは無理もありません。何を好き好んで…

でも私がおすすめしたいのは、スポーツではなくフィットネス。

わざわざ心拍数を上げるのは、脳内ホルモンを安定させて、かつ平常時心拍数を下げるためです。

いやもちろんほかにもあるけど。毛細血管とか、姿勢保持筋とか・・・

①フィットネスで有酸素能力を上げると→→脳内ホルモンが適正に分泌されて、日常的な精神性が向上します。
心拍数を上げることでセロトニンが分泌されて、夜のメラトニンにリレーされるし、ドーパミンがガツンと上がったり下がったりすることも防げます。

②それに、気持ちがうつ的に傾いたり、交感神経優位になる時の第一歩は
・呼吸数の増加
・心拍数の増加
が見られます。つまり体のアイドリングが高くなる。空ぶかしする感じです。
フィットネスとして心拍トレーニングすることで、アイドリングを低くできるし、ちょっと上がっても「だいじょうぶ、命に係わるわけじゃない」と、体がおちついていられるのです。

心拍数トレーニングのめやす、ざっくり言えば口を閉じたままスロージョグできるかんじです。そんなじんわりしたトレーニングで、あなたの体はかわっていきます。
そこまでいかなくても、まずは心拍をいつもよりちょこっとあげてみることにチャレンジしませんか。平常時心拍より10でも20でも上で歩けば、効果はゼロじゃないはずです。きっと10年後のあなたに喜んでもらえます。

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