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【商業出版する方法+280】〜さすがに出版社がアカンわ!と思った件を暴露します。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー/編集者/ビジネスプロデューサーの渡邉です。

最近知人の編集者経由で「某出版社が出版塾をやるようになって、講師を探していて、、」と連絡が来ました。
 
出版セミナーや外部講師といった経験は何度もあったので、「あ、いいですよ」とお返事し、数日後に早速打ち合わせ(ZOOMミーティング)。
 
内容について色々聞いて、まあ、どこかワクワクもしたものですから「やりますよ」とお返事し、先方も了承したんですよね。

すると次の日。。

いきなり「講師お断り」の連絡が来たんですよ。


理由としては「リアル対面で講座を運営することになり、沖縄から来られるのは大変だろう云々・・・」。 

と。。。

私は現在拠点を「沖縄県那覇市」にうつしており、東京には居住していません。
依頼の連絡が来た時は「オンラインでも可能です」と聞いてたので、「あーーー、結局そういうことね」と不本意な気持ちもあるが、納得せざるを得なかった。

でね。こういう話って、企業などの法人案件には割りによくある話なのかもしれないよね。
自社のプロジェクトの趣旨に沿わなくなったので、「さよならしたい」という、それ。
まあ、仕方ないことだろうし、意向は全然良いですよ。


ただ率直に言って。。

「失礼だな」と思ってしまう節、出版社として最悪だな、と捉えられるような態度が垣間見えてしまって、総じて残念な印象を持ってしまった。

断ることに関して悪い、といいたいのではない。

そういうことの「伝え方」が、なんとも誠意のない、一方的にテンパリ&捲し立てるようなメッセンジャーの文面で、、 

改行もなく、吹き出し画面いっぱいに言葉詰めまくって、捲し立てられて終了。て感じの文章。。。


チーーーん。。


おいおい。
これが”編集長”の伝え方か!?って、イラついたし、呆れました。

 
正直、出版界が斜陽になっている一端が垣間見えたといって良いし、時々著者の人や著者候補から出版社や編集者に対するクレームを聞くけど、その気持ちがよくわかった気もした。

まあ・・・でも振り返ってみれば。。

この会社さんは、実は過去に因縁がある。

私のクライアントの企画を一旦採用しておきながら、経営体制がいきなり変容して、反故にしてきたんだな。

その後、再支援して別版元で無事出版が決定したんだが、そのイメージをもってしても「縁のない」組織だったのだろう。

加えて、ZOOM越しにいた編集長や上層部の依頼説明の手法も「ビジネスセンス」に欠けるもので、当初話を聞いてて「何をいいたいのか分からない」状態だった。

伝わらない話し方。の最悪ケースだったのよね。

編集者って一部ビジネスセンスにかなり欠けるタイプいるんだけど、その最たるものだわーって思った。

特に50代の女性だったもんだから、ある意味全てが繋がってしまった。
ちょっとこの年代の人たちって、暴走系が多いんですよね。
もちろんそうではない人もいるけど。

私はこれまで、起業家さんのコミュニティだったり、団体さんだったりから出版に関わるセミナーや講師の依頼をうけてきた。 

でも過去一番「アカンな」と思わざるをえないことを、よりによって「出版社から受ける」というなんとも皮肉な経験をしてしまったわけで。。 

複雑な気持ちではある。

まあ、この出版社とは今後いっさい関わりは持たないので、その辺はその対応でいいだろう。


とかなり愚痴めいた内容で申し訳ないですが、それでも学びはありましたね。


結論。

今後出版を目指す&行う起業家・経営者・ビジネスパーソンへ。

変な出版社と編集者もぶっちゃけいるので、そういう類はさっさと見切ろう。

そして本当に自分にとって心地よい版元や編集者さんと付き合うべく、果断に次の行動をとっていきましょう。

良い会社と編集者、スタッフ、絶対いますので。
頑張っていいお付き合いして、いい本作ろうとしている出版社は全然あるから。

最後に。

私は、出版に関するセミナーや講師なども依頼あればお引き受けしています。これまでも

・協会団体に所属される方向けの「出版セミナー」

・起業塾のコミュニティ内での出版セミナー・講師

などなどで登壇させてもらってます。

お気軽にお問い合わせ・ご依頼くださいね。
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