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【商業出版する方法+312】思考の揺らぎが売れる本を仕込めるカギ

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー+編集者+ビジネスコンサルタントの渡邉です。

出版に関して相談される人で下記のようなことを言ってくる人もあるあるです。


「あなたの出版コンサルは受けてみたい。けど企画書のアドバイスは2回くらいでいいと思うんで、早く動かしたい(コンサルフィー安くして)」


大体が、昔何冊か本を出したことがある著者(経験者)。


気持ちわかるのですが、うーん、それは無理。。
って話です。

そういうふうに

「10秒で答えください」
「面倒なこと嫌なんで、すぐ正解欲しい」


的な考え方って・・・今の時代一番売れる本出しにくいのですよね。 

さっさと成果出したいし、確実性を高めたい。

損したくない。

気持ちわかるよ。。
(そしてこういう発言が多いのは、男性が圧倒的であるのも・・理解できます。そういう脳の構造と、社会的慣習が影響してますから)

が!

出版の世界はあなたのビジネス環境とは違います。  

本が出るまでに

「紆余曲折」

「思ってるほど時間かかる」

「なんかめんどくさい、ややこしい」

なんてしょっちゅうです。

最近、60万部のベストセラーを出した編集者と著者の「売れる本の出し方」みたいな音声対談を「X」でやってたのですが、、

延々・・・2時間くらい話し合ってた。 

おまけに「たった一つの正解」を断言しない(笑。

あーでもない、こーでもない、、と理論コネまくり。


あれ、聞けないんだろうな〜。「10秒で答えください」「面倒だから、すぐに結果出したい」タイプの人は・・・ってめっちゃ思った。 

そう。商業本作りたいなら…
売れる本をガチで作って、あなたのブランディング力をガチで向上させたいなら、


「企画練る練る時間をかける」って大切なのです。


あーでもない、こーでもない・・・の”思考の揺らぎ”も大事だったりする。


時間はかかる

面倒も多い。

頭が痛くなる。

考えで脳が飽和する。頭が熱くなる。

しんどい・・・

・・・それが紙の本であり、商業本の真の「制作裏事情」です。

でも、刊行後の威力はKindleとは比較にならないです。
そりゃブランディング力は爆あがりですよ。

だから「書店減ってて、業界的に成長市場じゃないのに、本出したいと考える起業家や経営者は後をたたない」のではないかな・・・とも思います。 

面倒から逃げ出さず、思考の揺らぎが楽しめる人ほど、売れる本が出せる信頼度の高い著者になれると思います。


 
 
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