【うつ病エッセイ】寒い日に出かけたら生きてみようと大げさだけど思えたりする
とっても寒い日。こんな日に病院ってツイテないな〜っと思う。でも寒いからなのかわからないけど、いつもより混んでなくてすぐに呼ばれて終わった。
ありゃ、ツイテなくないかも。逆にラッキーだったかも。
帰りにドラッグストアへ寄って買い物。牛乳とかも置いてあるからスーパーには行かずそのまま帰宅。
いつもは病院が待ち時間がすごくて何時間もかかる。帰ったら暖かいようにエアコンを予約して出たんだけど、帰るのが早くてあまり暖かくなかった。エアコンのほぼ予約時間に帰ったから電源が入ってすぐだったみたい。
…なんてことがさ。
いつもとちがう日常だから、ちゃんとやることやった気分になって、一応わたしの今日の役目は果たしましたって気分になって、おつかれさまって、ちょっとだけ明日も生きてみようかなって大げさに思ったりする。
今日の日記には、かすかなものをなんとか目をつむってまで無理やり探して書かなくても、これをやった、こんなことを思ったって書けるんだな、と思う。
いつしか日記には書くことがなくなって「今日もねてた」って1行だけ書くのがむなしくて、その日の晩ごはんをイラストつきで書くようになった。
まるではじめからこういう日記でしたみたいに、晩ごはんの中身やご丁寧になに入れたとか書いて料理の記録してますみたいな顔して。
じゃあ料理作れない日はどうするんだろうね。
空白にすれば、その日を飛ばしてしまえばいいんだろうけど、そしたらきっともう日記書かない気がする。
逃げ場をつくれ。
「今日もねてた」って1行だけ書く自分をゆるせよ。
って自分に言っておいた。
おわり
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