メンタル的に春は注意すべきと思っているから〜新生活を迎えないあなたと私へ
うつもちの私の10年の経験から、1年で春がもっとも危ないと思っている。
お前、いつも危ないって言ってるな!冬ぼろぼろだったじゃないかって思われそうだけど。体感そうなんだ。
冬の冬季うつ、梅雨の気圧の不安定さ、1年を通して特に用心しているところはいくつかある。季節の変わり目はどこも注意するべきだと思う。
そして春は特に要注意と思っている。
他の季節はどちらかというと外的要因というか気温や気圧、日照不足だったりで不安定になる感じ。
でも春はちょっとちがう。新生活が始まるのだ。
もちろん新生活が始まり環境が変わる本人もだけど、まったく関係ない、知り合いでもない、新生活も始まらない、そんな例えば私みたいな人間も、どうしようもなく春がつらい。
これがうつ病やらで寝込んでるときならどうだろう。きっつい。
あまりにも…あまりにもキラキラして未来にあふれる若者たちをみたり、引越しをして環境を変える人たちをみて、うらやましさやら自分にはない未来やら、もろもろあってしんどいんよ。どうしようもないことだけどさ。格差がすごいもん。
テレビをつけれは合格発表、キラキラ、新生活特集、キラキラ。
うっかりニトリにでも行こうものなら、新生活準備の幸せな人たちが多くいる。
そんな自分とキラキラ未来にあふれる人々と自分との決定的な差を見せつけられ、いやでも考えさせられるのが春なのだ。
卑屈〜だと思われるかもしれないけど、実際、春の自死の人数は多いと言われている。
もちろん新生活に馴染めない人、新学期に行きたくない不登校の人なども現れる。
そして5月病になる。
春の風は平気で命をうばっていく。
「そんなのあなただけじゃない」
と言われるかもしれない。
新生活を始める人の方が大変。仕事で新人を受け入れる方が大変。勝手にしんどくなられても困る。みんなそう。
と言われるかしれない。
そう思われてると思うかもしれない。
わかる。わかる。でも、言わせてほしい。
関係ない。人とは関係ない。
あなたがつらかったらつらいのだ。
別に気持ちの問題だけじゃない。自律神経だって乱れやすい。不安定に誰だってなりうるのだ。
これはただ春は注意せよという話で、解決策を書いてるわけじゃない。
でも春はそんな季節だから、もしも、あなたがつらくなってしんどくなったとしても、おかしくないし、ひとりじゃないと言いたい。
おかしくなる、季節なのです。
それを自覚すれば休むなり、誰かに伝えるなり、なにかできる。止まっていい。
あなたがつらければつらいのだ。他者になんと言われようとも。
ときに、他者からの意見は鈍感に、自分のきもちには敏感に。
あなたが無事に春を過ごせますように。そして来年も春を迎えられますように。
おわり
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