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流れをつなぐこと

どうも理学療法士のツネです。

#会社員でよかったこと
に参加しています。

「流れをつなぐこと」
病院という会社の一員となって一番強く感じたことです。このことに気づけたので私は会社員でよかったなと今は思います。

病院は24時間営業であり、理学療法士は主に日勤(朝~夕方の約8時間)として働くため、夕方から朝にかけての体調などは聞かないとわからない状態です。

夜勤の医療者の申し送りを聴き、
日勤帯に理学療法を行う。
退勤前に次の夜勤の医療者に必要な情報を申し送ることになります。

患者様の体調を整え無事に家(や施設)に帰す。

会社員として働く中で情報を「つなぐ」ことはとても重要でした。

新人の頃は他職種やチームという考えは薄く、「自分が」という志に燃えていました。結果、自分の仕事を制限する他職種の行動や意見にイライラし、衝突、喧嘩することもありました。

相手の行動の真意を知らず、知ろうとせず。
今思えば、嫌なヤツですね(笑)。
私なら私を追い出したいw


医療現場の結束が重要と知っている先輩方は、そんな私に対しても厳しくもしっかりとサポートしてくださいました。

本当に手厳しいんですよw
話かけるのすら怖いくらいさ・・・仏頂面してんだからw

「何なん?そんなことも知らんの?」
「なんで酸素してるかわかってる?何でそこを調べようとせえへんの?」
「プロやろ?怪我させたらどうすんの?」

夜勤のスタッフからの申し送りを把握せず患者様に危うく・・・ということもありました。また、夜勤に申し送らずにご迷惑をかけたことも多々ありました。

それも全て「つなぐ」ことを疎かにした結果であると痛感しています。

昨今、パワハラやら何ハラやら言われてますが、
最近はどうなのでしょうね。

ホワイトなんたらで働きやすい社会になったのかな?
それとも関係が希薄になっただけなのかな?
現場コミュニケーションに不慣れな人が増えたのかな?電話より付箋やLINEでやりとりで済ませたい人が多いのかな?


先輩方は叱りつつも聞いたら教えてくださいましたので、パワハラではなかったかな?喋る度に私がハラハラしてるけどw

コミュニケーションのカタチは時代によって変化するけども、それでも会社の一員となり働くことは悪いことばかりではないですね。

会社員として働くことは、他者と協力する機会に恵まれることかなと解釈しています。働き方を後世に「つなぐ」ために学ぶこと得るべき知識や技術は多く大変だけど、やりがいはあります。

自分の視野では見えていない箇所を指摘され、どのようにプロとして行動したら患者様に役立つかの方法を先輩が私に「つなぐ」。私が学んだことを先輩に「つなぐ」。
今になって大切だな・・・と感じます。

会社員でよかったと思うところですね。

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