見出し画像

暦の上では..|「立春」を味わう。

暦の上では春の始まり
立春。

節分を境に
季節は冬から春に。

節分の日は
次男と娘で豆まきをしました。

2024年版、手に入れられるといいな

鬼はー外
福はー内

あっさり終了。

2年前はキャーキャー
追いかけたり
追いかけられたり

トムとジェリーみたいに
走り回ってたのになーと
ちょっぴり寂しい気持ちに。

子どもの成長は早いなと感じます。

■雪あそび

立春の日の翌日。

昼前から雪が降りはじめ
夕方から少しずつ積もりはじめました。

こんな雪は久しぶり
誰も足を踏み入れない花壇は真っ白

節分はいまひとつだった子ども達も
雪となると大はしゃぎ。

長男が雪だるまつくろうぜーと次男を誘う。
娘は体調不良で参戦できず。

車が停まってない時は
自由に使っていいからねと言ってくださる
お隣さんの駐車場にて。

まずは雪だるまづくりから。

長男が顔を手がける
目もヤクルト(の容器)
鼻はおままごとのトウモロコシ

まだまだ雪がいっぱいあるからと
隣にかまくらをつくりだす二人。

ガテン系長男は雪を運ぶ人
アート系次男は中をつくる人

雪だるまも完成

もう11時だから終わりにしよう
じゅうぶん良いのできたよー

そう声をかけても
なかなか切り上げられない二人

お疲れさまでした

--

翌朝

雪はだいぶ溶けてグチャグチャ

次男は続きをやりたくて
いつもより早めに起きて作業再開

ひと仕事してから小学校へ

風邪でダウンしてた娘を
病院に連れて行こうと外へ出ると

ん???

なんか違う!

トウモロコシは頭の上に
立派な鼻が足されている

顔が変わってるんだけどー
娘と大はしゃぎ

こんな粋なことしてくれる人いるんだね
良い街に住んでるなー
なんかほっこり

次男は帰ってくるとまた作業再開

日没後は懐中電灯を持ち込み
ちりとりとスコップを使い分け
中を削っている

中のスペースを広げ、
けずった雪を外に足してるらしい。

中をのぞかせてもらうと
確かにスペースが大きくなってる

お母さんも入れるよ
入ってごらん

えーなんか壊しちゃいそう

大丈夫だよ
ちょっとぶつかったくらいじゃ壊れないから

そろーりそろーり
入ってみる

奥には広いスペースがあって
これをずっとやってたんだと嬉しくなって
すごいねーいいねーを連呼
懐中電灯でライトアップされてて中は幻想的

ね?いいでしょ!

足は全部伸ばせないけど座れるよ
座ってみたら?

えーお尻冷たくなるからいいよ
とその誘いは断って出てきてしまったけど
家に入ったあとに座ればよかったと
猛烈に後悔
日々そんなことの繰り返し

外から見るかまくら
内から見るかまくら

どっちも見れてよかったな

--

どうせ溶けるのに
どうせ消えるのに
じゅうぶん良いものできてるよ

ついついそう思ってしまうけど

納得いくまでやりたい
そう思えるピュアな気持ちって
すごいなと思う。

どんなものにも
終わりはつきもので
いつかは消えてしまうけど

一生懸命になれた時間
のめり込んだ時間
心躍った時間

こういう時間は消えなくて

忘れちゃうかもだけど
自分の中には刻まれていくんだろうなー
大切にしたいなー

と思った雪の日のひとときでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?