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第3回「料理とファイターズ」ー先発増井浩俊監督中嶋聡ー執念の継投策、オリックスファイターズにしてやられる栗山ファイターズー

ファイターズ2020 10/10 98 試合目 札幌ドーム F×bs 5対7

スクリーンショット 2020-10-11 19.40.00

風呂吹き大根ーなんで「風呂吹き」なのか? ちょっと調べてみたけど、昔の風呂は釜を焚くときに、ふーふーっと吹いて火をつけていた。熱い大根を食べるときにふーふーっと吹く様子が、似ているから付けられた。って説があるんだけど。ほんまかいな?

大根は、輪切りでも、その半分でも好きな大きさに切る(コンビニおでんの大根のイメージで良い)まずは、苦味をとるのと柔らかくするために下茹でする。お料理の本やクックパットのレシピなどでは「米の研ぎ汁を使う」と書かれていると思いますが、その時なければ、ちょっびっと塩を入れて茹でるのでも全然オッケー。今日のわたしは、塩も忘れて、ただ茹でただけ😀

大根に竹串が、ちょっと引っかかるかな、くらいで止める。下茹では、柔らかくしすぎないこと。別のお鍋にたっぷり目にお水を入れて、昆布を投入。10cm×5cm を1,2枚。下茹でした大根を入れて、あとは柔くなるまで煮るだけ。あんまりぐつぐつ沸騰させないで、じっくりゆっくり煮てください。20分くらいかな。竹串ではなくお箸がすっと通るほどになったら、出来上がり。

田楽味噌は、味噌と砂糖を同量で作れば、まず間違えません。写真の分量(八切れ作って、半分食べちゃったんですけど)なら大さじ山盛り2杯づつくらいで十分。大根を煮た汁を少しとお酒やみりんで適当に伸ばしゆるゆるにしてから、焦がさないように中火以下で、ふつふつ泡が立って、とろりするまで混ぜる。熱々の大根に、お好きな量をかけて、召し上がれ。ふーっふーっゆうよ😀

オリックスバファローズとの3連戦、最終日。ファイターズファンにとっては、ふーっと出るのはため息ばかりのゲームだったのか…。

先発増井浩俊。言わずと知れた元ファイターズのクローザーである。去年から不調で、今季途中から二軍落ち…ついに観念したのか先発転向。やっぱ向いてたんじゃないですかの増井さん。すでに一勝を上げ、札幌ドームに初見参。5回まで無失点、6回に捕まり降板。後続の荒西投手も打たれて4失点。ここからが、オリックス中嶋聡監督とファイターズ栗山英樹監督の采配合戦となる。

7回表4対5でマウンドに送られたのは、前日9回を投げた秋吉亮。追いつきそうになって失点は許されない最も大事な場面を任された。なんとか秋吉に立ち直ってもらいたい栗山監督の心が伝わる継投。しかし秋吉は、あっさりとランナーを出し、あっさりと打たれて失点してしまう…この時点で試合の流れはオリックスに大きく傾いていた。それでも食らいつくファイターズ。7回裏の攻撃は、1アウト満塁…中嶋監督は、比嘉、山田、ヒギンズと積極的継投を繰り出し、大ピンチをしのぐ。

そこから先にファイターズの勝ち目は見られなかった。なんといいますか、中嶋監督は未だ気力が充実しているーやりたいことをやるぞ!ーという活気が溢れている。栗山監督は、もちろんやる気はあるけれど、実質がもうついていけない感じ…消耗してすり減ってしまっている感じ…。

ベンチに座っている同士でも、そこは勝負の世界ー強い気力を抱き放てる方が勝つんだと思う。栗山監督は、もはや最後の力を振り絞っている、全て煙になる前の残り火状態。頑張るのは若い人たち、君たち選手だよ。監督を助けるんだ!

ふーっと力を込めて、息を吐き出せ 。掌を握りしめて、また開く。

みんなの力を繋いで集めて、ファイターズの明日へ 


ファイターズ 43勝51敗4分











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