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「気」について(まとめ)

今日のひとこと

1 月 8 日。

皆さん今日はどのように過ごしでしたか?。

私は本社は休みでしたが、自動車学校が営業していたので会社に来ました。

1 月10 日に長崎県立大学さんでキャリアデザインの授業を 1コマ担当させていただくことになりました。お題が、自己理解で自分の強みを知るということで、Gallup公認のストレングスファインダーコーチの知識を活かして実りある 90 分にするために、今日は資料の総まとめをしています。

実は今月はこの大学の授業に始まり、中学生のファシリテーターと、後、その翌日は高校生のファシリテーターというか、サポーターということで、中高大の学生さんたちと触れ合う機会をいただいております。それぞれお題が結構違って、大学の方は強み、自己理解、中学生の方は SDGs 関連で、高校生は多分総合的なサポートです。

私が学生時代と比べると。 情報の格差というのは、地方と東京の方でほとんどなくなりました。しかし、対面であったりとか、リアルな機会という点に関しては、やはりまだまだ地方は機会がすごく少ないです。

なので、少しでも学生さんたちの機会のお役に立てる機会があれば、積極的にご協力するようにしています。これも一つの地域貢献だと思っています。

それではこれから神近さんからの教えということで、これはマネジメント研究会という、神近さんが私塾でされていた会の第 3 回目の講義内容です。

かなりボリュームがあるので、分けてお伝えしていきます。

魂と精神と気について

気とは人間の奥底にある魂、
両親から受け継いだものや精神、心の動きを司るものに目で見ることはできないが、体内の活力源となり、あるいはその場を包み、その場に漂っていると感じられるもの。他のものが発したもの、あるいはその場に漂っているものと交わり、その性質や情報を持ち替えて心へ伝えるもの。

人間の顔の表情や性格を作っているもの。意志と感情の意図が作り出したものが心身を満たし、息遣い、視線、表情、言葉、動作に宿り、あるいは先行して外へ発せられるもの。水や食べ物が消化されて精となり、増強されるもの。万物に移り宿り、心の持ち方によっていかようにも変化するもの。 気の働き。気は生命の誕生とともに発生し、尽きることなく生命体内をめぐって周囲へ発散される。継続して発散された気は、生命体以外にも宿り、気を発することがある。

人間にとって気は生命の根源であり、気の強弱、気の性質によって様々な現象や影響を与えることになる。火は肉体が滅びても残るという説もあるが、定かではない。気は人の精神や肉体と密接に関係し、精神及び肉体の成長とともに成長し変化する。

人は、言葉や目線や体の動きを使うことができないうちから、無意識のうちに機を使い始め、コミュニケーションを図っている。人とのコミュニケーションは、まず気が相手の木を探し、次に五感、特に目線で捉えて、言葉と体の動きでスタートする。言葉を発する前に感じることを第六感、インスピレーション、あるいは霊感と呼ぶが、まさに気が相手の気を捉えて感じたものである。気は脳で意識した瞬間、誰でも感じることができる。鍛錬によっては、体内に満ち満ちてくる気を感じ、その気を増幅して体外へ発することができるようになるが、まずは誰もが無意識のうちに気を使っていることから入りたい。

気をつける相手に自分の気をつける。気をつけてお帰りください。無事であるように自分の気をつけて返す。気がつく。自分の気が戻る。相手の気がついていることに気づく。気を使う。気を配る、気を回す、気を利かす、気を働かす。相手の気をそらさないように体内に木を巡らせ、良い気を発することで、相手の良い気を引き出す。気を整える。気は鎮める、気は引き締める。人に会う前に自分の気をコントロールしている相手の気迫に圧倒されて気が飲まれそうになったが、気を取り直して頑張った。気難しい人だから気を合わせて気まずくなるのを防いだ。気が萎えるのを我慢して気を張り続けた。その気がなかった相手を根気強く説得した。気を使いすぎて気疲れしたので気を休ませる。その気になりすぎているので気を反らせるようにした。人の発している気の強弱は、精神状態や体の調子に左右されるが、誰もが本能的に気を使って生活していることを理解すべきである。

いかがでしたか。これまでの総まとめでした。

まとめ

私がこの話を神近さんから教えていただいたのは 20 代の時でした。その時は、「へー、そういうことができるようになるのか」ぐらいにしか考えていなかったように思いますが、改めて今回熟読をして朗読をしてみて、そういえば私自身も面接や人と会った時に相手の気を感じることができるようになってきたなぁと思います。

ヒューマングループの採用試験は、ほとんどの一次試験で私が面接をします。最近よく採用の時のコツであったり、人を見るポイントを教えてほしいという言われるのですが、私自身、昔はいろんなポイントを設けていましたが、今はこの人と一緒に働きたいなという自分自身の直感を大切にしています。そして、面接に来た方にも「今日面接を受けてみて、私と一緒に仕事をしたいと思いましたか?」とお尋ねしています。採用試験というのは片方だけがジャッジしているわけではなく、相思相愛でなければいけないと思っています。

私自身、この人と一緒に働きたいと思ってもらえる経営者になれるよう日々鍛錬しているつもりですが、まだまだ未熟者なので、この 1 年しっかりと成長していきたいです。

来年の 1 月 8 日にはこの配信を聞きながらそう振り返れるようになるよう、濃密な 1 年を過ごしたいと思います。

それではまた明日。

本日の音声配信はこちらから


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