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温泉旅館の業務改善クエストにいってきた

2024年3月9日~10日の2日間、矢内さん倉林さん浅比さんの企画による「業務改善クエスト for kintone in 宮城青根温泉」に参加してきました。

温泉旅館のおかみさん&働く方にヒアリング・現場視察をしながら、実際に宿泊もするのでお客さん目線も加えて、お宿の業務改善をチームで考え提案する、という企画!楽しそうすぎる。

青根温泉 山景の宿 流辿

なかなかのつまり具合なスケジュール

【1日目】
①思考の手法・チームビルディング等のお話(運営メンバーより)
②ヒアリング(おかみや料理長から)
③チームで現場視察~改善提案を考える(kintoneでなくてもOK)
④宴会中もチームビルディングのカードゲームをするなど(まじめかw)

【2日目】
①改善提案書・アプリをつくる
②お宿にプレゼン
③フィードバックもらう

時間内に思考をまとめなくてはならないので、特に2日目は脳内のブドウ糖的な成分がなくなる感じがしました🫠

そういや大脳は1日分の約25%のカロリーを消費すると浅比さんがいっていた!

みな同じ目的だが手段が違っておもしろい

全部でA、B、C、Dの4チームあったのですが、おもしろいなと思ったのは、

▼現場はアナログ手法ながらに最適化されていて、へたに電子システム化しない方がいい
▼従業員満足度が顧客満足度につながるため、働きやすい職場づくりが大切

という見解が共通していて、それぞれのチームが「従業員満足度向上」を目指した改善提案を、それぞれのアプローチでしていたところでした。

  • Aチーム:感謝を伝えあうアプリ。アプリでなくてもいい。感謝を伝えあう仕組み作り

  • Bチーム:スタッフのスキルや目標の可視化により、達成感やモチベを引き出す。業務マニュアルやタスクマスタも整備(こんな短時間で😮)

  • Cチーム(myチーム):一過性の情報を蓄積し、改善に役立てる

  • Dチーム:スタッフのメンタルや1on1面談をサポートする仕組み

こんな感じでした。私の解釈が間違ってたらすみません!提案はkintoneアプリでなくてOKというルールでしたが、全チーム成果物としてkintoneで表現していました。それぞれのアプリにも、またそれぞれのこだわりポイントがあって、おもしろかったです。改善の着眼点って個人の性格が出る感じするなー。

左から、中尾さん、結城さん、ワタクシ、Tさん💕

全チームのアプリに、スタッフ間やお客様から褒められる・褒める機能がありました。そして、各チームそれぞれお宿への感想と感謝の言葉を「お客様口コミ」としてそのアプリにレコード登録し、発表していたのも印象的でした。

Cチーム発表内容

書くと長くなるので、もし興味のある方いらっしゃいましたら資料をどうぞ。(時間なくて字ばっかりですが😓)
①kintone初心者の結城さんが実際にアプリを作る
②旅館業務において、低コストで無理なく始められる
をゴールに設定しています。

入力画面/kintone初心者の結城さんが作りました
一覧画面
集計表

最後に結城さんから、「kintoneは今世紀最大の発明品」なる発言をいただき(楽しめたということ!?)、hiveに出るとかエバンジェリストになるとかおっしゃってたので😁無事目的は達成したこととします。

フィードバックうれしい

普段なかなか業務で褒められることも、フィードバックもらえることもないので、たくさん褒められて浮かれてしまいました。私うれしそうすぎてキモかったと思います、すみませんw本当ありがとうございます。また、自分にない視点の指摘もあり、気づきもありました。

当然業務にも生かすよ

学び① チームビルディングという視点が自分の仕事に欠落していました。初日は、ほぼ初対面のチームで決定権がふわふわしていてやりずらいな、なんて思っていたんですが、2日間を通して、自分がいかに会社で「チームのふり」をしてひとりでやっていたのか等を考えさせられる機会になりました。

学び② 課題の抽出と解決策をロジカルに考える手法を学べたので、小さな業務であっても、まずゴールと手段をきちんと言語化して進めようと思いました。

他にも‥

学び③ アプリの説明のところに画像ファイルを入れられるのを今更知った😮

学び④ 業務別タスクマスタ(Bチーム)真似できそう

学び⑤ 常に使う人のこと、利用場面を想定する(考えているつもりだが改めて)

などなど。
こんな場を提供してくださった、矢内さん・倉林さん・浅比さん、準備大変だったと思います。ありがとうございます。そしておかみ&スタッフのみなさん、参加したみなさん、ありがとうございました🫶

学び(おまけ) 家に帰って小5の息子に話したら、「いくつになっても褒められたらうれしいんだよ。年は関係ないよ。」と言われました。そうか。もっと息子のことも褒めようと思いました🥰


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