自己評価の男女の性差を感じる
1年半に及ぶコーチングのオンラインクラスの授業が終わろうとしている。
あるテーマのクラスの最終日、「各自、1年半の振り返りをして点数をつけましょう」という内容があった。
約10名の参加者のうち、何名かが自己評価を共有した。
聞いていて、あれ?と思った。
100点を満点として、100点を超える点数を口にしたのは男性のみだったのだ。
男性Aさんは言った。
「100点、いや110点ですね」
男性Bさんは言った。
「できていないこともあるけれど、気持ちとしては200点、300点ですね」
私の自己評価は70点。
できたこともあったけれど、できなかったこと、まだまだだな、と思ったことがあって、いろいろ考えての結果だった。
私以外に女性が3人いたが、皆、自己評価は高くないと言っていた。
私の感覚では、参加した男性も女性も成長具合は同程度の印象。皆100点と言ってもよかったのかもしれない。
だけどこのように点が分かれたことは何か?
一部の男性は、(マイナス要素もあるけれど)満足感を重視して高得点を出したように思う。一方、女性は冷静に何ができてできていなかったかを分析して点を出したように思う。
キャリアにおいて、女性の方が自己評価が厳しく、もうこれ以上のポジションには就けない、自信はない、と口にするという話がある。
その話を思い出させる一コマだった。
低評価をつけた男性もいたので、男女でこうと決めつけることはよくないけれど、こういう傾向があるかもしれないと改めて思う時間だった。
そして私はもっと強気に自己評価してもいいのではないか、という気づきにもなった。
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