見出し画像

【ネタバレなし!】『イリュージョニスト〜ワールドプレミア』に行って来ました

とにかく、ホットなうちに何かを書き残しておきたいので、とりあえず行って来たよ、というご報告を書いておこうと思います。ネタバレなしです。

知人は、このミュージカルの事を「まるで呪われたミュージカル」と評しました。
5年の歳月をかけて企画され、2020年の暮れから、上演される事になっていた『イリュージョニスト』。
ところが、度重なる困難に見舞われ、キャストも演出も日程も大幅な変更に次ぐ変更。

一方で、チケットの入手も度重なる変更のおかげで、迷走に次ぐ迷走。
一度は、手にしたチケットは払い戻しになり、再度チケットを探すも、色んなツテをたどっては上手くいかず、追加の一般発売でもカスリもせず、もう万事休すかと思ったら、初日2日前に突然降ってきまして。
チケットは天下の周りもの。いつも皆様に助けられております。

ここのところ、観たい観たいと思っていると、チケットがどこからともなく降って来るのですが、こんなに困難を極めたのは久々でした。

そんなこんなで、初日のチケットを手にした私も、ホントに幕が上がるのか、そこに自分が居合わせられるのか、ドキドキしていました。
(このへんな緊張感があかんかった。。話は後ほど)

というわけで、行ってきました。

もう、これ見ただけで泣けます。
初日に芝居を見るのは、かれこれ19歳ぶりな気がします。
20代以降は、そんな気合いでチケット取りをしなくなってしまったので。

実は、この作品で、私は春馬君に初めて出会うことになるはずでした。
なぜなら、「このクリエイティブチームの顔ぶれ」で、「ウエストエンドの作品」が、「日本で世界初上演」って言われたら、絶対行くやつだからです。
ウエストエンドの芝居が、日本で世界初上演って、ホントに事件なのです。
多分、生きてる間に自分の国でオリンピックがある確率より低いと思う。
その瞬間には、ミュージカル好きとしては、居合わせたいにきまっています。どんな作品でも「初演を観た」というのは、ちょっと自慢なんです。
しかも、初日に!

そんなわけで、何事もなければ、7/18以前のままの私は、三浦春馬という名前も知らずに迷わずチケットを取っていたと思うのです。きっと、チケット取れなくて、なんでー?!?!ってなって、そこで「三浦春馬ってだれ??」ってなってたかもしれないな、と思うと、なんだか不思議です。
春馬君理由じゃなくても、ホントにチケットを手に入れるのが一苦労だったので。

神様の悪戯か、春馬君とは半年ほど早く出会う事になってしまったけれど、『イリュージョニスト』には、予定通り会えました。。。

となれば、美しい話なんですが、実は、本日は前半はちょっとばかり体調に変調を来たしまして、あまり集中して見てられなかったのです。
緊張しすぎだったのか、昼に食べたものが悪かったのか、劇場がむし暑くてマスクで酸欠だったのか、とにかく、せっかくのチャンスなのに
やらかしてしまいました。

途中から復活して、ストーリーの回収部分はしっかり観ておりましたが、体調管理が若干ややこしい仕様の私、普段からイベントや旅行の時は特に体調おかしくしないように、気をつけてはいるのですが、たまにやらかします。全くこんな日に不甲斐ない。体調管理は万全にしろよ、自分!

まだこれからご覧になる方がいるから、公演期間の短い作品なので、公演終了したらネタバレのレビューを書きたいと思いますが、少しだけ今1番の感想を。

海宝君、いつぶりだか思い出せないけど、ホントに熱演でした。
あんな熱い役者さんだっけ?と。

でも、贅沢を言えば、元の皇太子役で観たかった!
アイゼンハイムは想定内の面白さ、良くも悪くも想像を裏切らない仕上がりだったのですが、皇太子役だったら、一皮むけた今までにない海宝君を観れた気がするのです。
アイゼンハイムより皇太子役の方が海宝君にとっては、チャレンジの大きな役だと思います。それが観られなかったのが最大の残念ポイントでした。

つまるところ、やはり、当初の春馬君✖️海宝君の組み合わせかベストだったんだろうなというのを確認して帰ってきました。

我ながら、当たり前すきる感想。。。笑

おまけ
本日は朝から予定が詰まっていて荷物が多かったので、お供はこちら。

ウエストエンド全力応援の、THE SHOW MUST GO ON! トートバッグ。
有名なミュージカルのロゴから1文字ずつ並べた「THE SHOW MUST GO ON!」ロゴを使ったグッズで、購入するとチャリティになります。
と言いつつ、これはお友達からの頂きものですが。

日本からも注文可能です。
少しずつ復活するシアターも出て来始めたウエストエンド。
観に行けるのはいつの日かわからないけど、こんな形でサポートするのはいかがでしょうか。

『イリュージョニスト』も、いつの日か、ウエストエンドの舞台でも、そして、また日本に凱旋して、その時こそ、ミュージカルバージョンで観られることを楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?