『知っていること』と『出来ること』

「あっ、それ知ってます！」
「◯◯◯の法則ですよね？」
「◯◯◯のテクニックですね！」

セミナーやコンサルをしているときにたまに言われます。

勉強中は危険　　

「◯◯さん、よくご存知ですね！勉強されてますね！使ってますか？」　

と話の流れで聞くと
　　
「いえいえ、まだ勉強中なので、、、」
　　
という答えが返ってくることがあります。

決まって私はこう返します。

「勉強している間って、実践しちゃいけないんですか？」

するとその方はバツ悪そうに、「いや、その、まだ機会がなくて」とかモゴモゴしてしまうんです。

それを見て、

「ちょっと意地悪しました^^ すみません。でも、使いましょうよ。せっかく得た知識も使わなかったら何も意味がなくなってしまうんで、ドンドン使っていきましょう。使ったらまた新たな気づきが得られて、さらに深く学べますよ。インプットとアウトプットはセットです。」

「そうですよね、やってみます！」

いままでにこんなやり取りを何十回、いや、百回以上しました^^;

『インプット』と『アウトプット』

『インプット』して「知っている」状態になれても、それだけでは何も生み出さないし、何も生み出さないってことは、「ゼロ」です。

『インプット』した「知っていること」を「実践」という『アウトプット』をしてはじめて、「ゼロ」が「イチ」に変わります。
　　
この「ゼロ」と「イチ」の違いって、たった「イチ」なんですが、実は相当大きな違いです。天と地ほどの違いと言っても良いかと。
　　
なぜなら多くの人は「本を読む」「動画を見る」「音声を聞く」「セミナーに出る」など、『インプット』だけして、最も重要な『アウトプット』をしません。

ずっと「知っている」だけの「ゼロ」のままで「イチ」に進まないんです。
　　
たった「イチ」でも進めば、何らかの結果は出ます。結果が出れば改善でき、改善すれば「ニ」になり「サン」になり、どんどん先に進んで行けて、
さらに続けていけばいずれ『出来ること』になります。

『知っていること』を『出来ること』にしましょう。
そのためには実践です。

その知識、どんどん実践して使ってみましょう。それだけで、まわりから頭一つも二つも抜けられます。

なぜなら、これを最後まで読んでくれた人であっても、「そんなことわかってるよ」と言って、ほぼほぼやらないですから^^

地球は行動の星。

行動し実践した人にだけチャンスが巡ってくるんですよね。めちゃめちゃフェアで良いと思ってます。