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少しずつ良くなっていく自分に喜びを感じる。

 飽きもせず凝りもせず、作り続けているアジの叩き。今日も叩いたのだが、だいぶ捌くのが上手になって来ている気がする。そして何と今日のアジは人生で始めて出会った「子持ち」であった。ただ、残念ながら調理法がわからなかったのでせっかくの卵を食べてはいないのだが…。

 なんでも段階を踏んで、少しずつ上手になって行けば良いのだと思う。それが仕事になるプロ級のレベルまで行かなくても「素人にしては上手い」でも全然充分。でも、やり続けないと発見もないし、反省も進歩も無い。「うまく行かなくてもお構いなしで何回もやって進歩して行きたいな」と自分から思うものは、つまり言い換えれば「自分が好きなこと、やりたいこと」なので、それを反復して「一歩づつ進歩している自分」に喜びを感じて行けば良いのだと思う。

 人はおしなべて自分に甘い生き物らしいが、自分の中では今のアジの叩きは「伊豆の東海岸の個人経営の居酒屋さんの叩き」ぐらいのレベルには達しているんじゃないのかな、なんて思う。そろそろ「イワシなめろう」とか、別の魚種にもレパートリーを拡げて行きたいな、なんて思う今日この頃。しかしアジのたたきってなんでこんなに美味しいんだろう…。

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