episode.6「私を拾ってくれたのは」

将来スナックを開きたい、バニーガールをやっている23歳女の奮闘日記です🏃‍♀️
好きなことを綴ってます☺️

とにかく独立したい。
そう思ったきっかけは、大学を卒業して家電量販店に就職して4ヶ月後ぐらいだった。そもそも、なぜ私が家電量販店に就職したかというと大学時代に色々なアルバイトをしてみて水商売以外全部うまく行かなくて、いわゆる仕事ができない人間だった。

言われたことはすぐに忘れる、要領は悪い、とにかく機械が苦手でレジ打ちができない。メモ取ってても、メモの取り方が下手なのかぐちゃぐちゃしててよく分からない。パチンコ屋で、アルバイトをしている時なんかもしょっちゅうやらかしてお客さんに何度も怒られていた笑
だから、色んなアルバイトをするたびに自分は仕事ができない人間なんだと思って辛かった。
どこに行っても上手く行かない。幸いコミュ力はあるから人間関係は良好だったけど笑

とにかく、仕事ができる人間だと思われたくてしょうがなかった。だから、家電量販店という普通のところに就職してそれなりの結果を出して「仕事ができない人間」から脱却しようと思った。水商売以外の仕事だってできると周りの人たちに思わせたかった。

そして、就職をしていよいよ社会人生活。私はエアコンとかテレビの大型家電のコーナーに配属になった。スタートの1〜2ヶ月は、まぁまぁの成績ではたから見たらそれなりにできる人という印象だったと思う。もともと、真面目な性格なのもあって遅刻はしないし時間も守る人だから嫌われたりもしてなかった。でも、エアコンの繁忙期の7月に突入した途端「仕事ができない人間」が露わになった。レジの操作は、毎日新しいことが増えてくし仕組みをそもそも理解できてないからメモしても覚えられない。商談の時に使う機械の操作も分からなくなり、頭が真っ白になっている上に、待たされてるお客さんも怒り出す。誰も助けてくれない。そんな日が、ほぼ毎日続いた。正直なところ怒られるのは別に大丈夫。笑
だけど、仕事ができないと思われるのが1番辛かった。そんな時に、自分を支えてくれたのは水商売だった。

この続きは、episode.7でお話しします。

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