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支援メモ📝

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障がい児美術支援教室こどもアトリエ「ごっこ」の開設を準備中です。それに向けて概要などを示した「計画書類」、自身の支援に対する考え方などをまとめた「支援メモ」などをアップしていきま… もっと読む
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固定された記事

■ まずは自己紹介+抱負

※これはFacebook用に書いた文章です。 仕事としましては 障害者就労支援施設と放課後等デイ…

NOMAN
3か月前
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支援メモ📝【ごっこは「インスタントアート」】です。

 そういうジャンルがあるかどうかは知りませんが 時間をかけて作り上げる完成度の高さを求め…

NOMAN
10日前

支援メモ📝【 できるかな 〜 創作あそびに魅せられて 〜 】

「 ごっこ 」とは何かまず 本来の言葉の意味を調べてみます。 つまり子どもたちが遊びで日常…

NOMAN
2週間前
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論考【 障害者アートのマンネリ化を考える】

 今回は ちょっとシビアな話をします。 この前 たんぽぽの家の「障害とアートの相談室」へ相…

NOMAN
1か月前
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支援メモ📝 【 影をつくる 】

【 光さすところに必ず影あり 】 どうしても人は 暗がりを怖れるあまり避けて通ろうとするけ…

NOMAN
1か月前
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支援メモ📝【 考えかたは流転する 】

 連綿とつづく思索のなかには いま思うと なんであんな考えかたしていたのか 自分でも首を傾…

NOMAN
2か月前
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支援メモ📝 【 ぼくは変なおじさん 】

 志村けんさん世代だ。けんさんのドリフコント、変なおじさんをみて育った。あのころはバカが美学みたいなところがあった。変なヤツはなにかと魅力的で、個性と個性のぶつかり合いみたいなことが世間に遠慮することなく日常茶飯に行われていた。  当然ぼくもこうした風紀に多大な影響を受け、いろいろバカをした。バカ友だちと互いに競い合いこれでもか これでもか とよくわからないマウントの取り合いをしていた。良い時代を過ごせたほうだと思う。  小根はいまも変わってない。でももうおじさんになった

支援メモ📝 【なにもない空間をつくる】

 やりたいことは膨らむ一方ですが、すぐにはぜんぶ取り揃えられないだろうし、まずはじまりは…

NOMAN
2か月前
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支援メモ📝 【 無意味であること 】

 世に息苦しさ、行き詰まりを感じている人は多いはずだ。それはなぜかというと文明社会が豊潤…

NOMAN
2か月前
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「みんな ちがって みんな いい」

金子みすゞの詩が好きです。 彼女の詩はとてもやさしさに溢れている。 彼女の生活はそんな楽…

NOMAN
3か月前
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支援メモ📝【 創作支援ってなに? 】

 「支援」ならわかりやすいです。 利用者が過ごしやすいよう生活に手を差し伸べること。施設…

NOMAN
2か月前
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■ 塔本絵画教室の魅力について

 塔本絵画教室は地元の団地近くにあるプレハブ小屋の一角で毎週木曜日に開いてました。四歳は…

NOMAN
2か月前
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■ 障がい児創作支援員のススメ

今の社会にそういった職業が存在するのかどうかは知りません。 わたしの実務経験上 知ってい…

NOMAN
3か月前
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■ 塔本作品の魅力について

 塔本賢一作品の魅力についてお話しします。以前に先生の魅力については軽く触れましたね。とても若々しくパワーみなぎる方でしたから、そこから生み出される作品世界も相当力強いものです。  岡本太郎氏は「呪術」という言葉を好んで用いましたが、塔本作品にもそれを感じます。なにか得体の知れない黒魔術のような禍々しいオーラが満ちていてブードゥー教やアボリジニ美術にも似たプリミティヴな呪物的存在感がある。  かと思えば、そんなアブノーマルな匂いが漂う一方 独特のユーモアというかまるで子ど