2024/4/27 大阪某所 カーニバル・イヴ リリイベ備忘録

はじめに


2024/2/28に発売されたジョー・力一1st mini album「カーニバル・イヴ」アニメイトCD購入者特典のリリースイベント(質疑応答&2ショット回)に当選、入場することができたので、できるだけ備忘録として残しておきたいと思います。
会場内の録音録画が禁止でしたので、記憶だけを頼りに記録しています。
細かいニュアンスや言葉遣いは違います。また私の主観も多分に含まれていますので、ご注意ください。



①会場内でお知らせのあったルール

  • 力一さんに話しかけるときはマイクを通す。マイクを通さないと声が届かない。

  • 質疑応答は挙手性(スタッフが質問者を決定、人数は限られる)

  • 録音録画禁止、発見された場合は退場

  • イベント終了後の内容ツイートOK

②会場内の雰囲気

会場内に大きなスクリーンがあり、その前にパイプ椅子が並んでいました。おおよそ100人ほどの規模。
席順は、当選発表時に届いた整理番号で並んでおり、番号が若い方が前側。
後ろの方だとスクリーンの下方が若干見えにくいですが、会場中央あたりの左右上方にモニターが置いてありました。
スクリーン下方の見えにくさも気になるほどではありませんでした。

③力一さんの登場

暗転していた画面が点き、記者会見さながらのセットで現れるジョー・力一。にじ3Dのすがた。
ゲンドウポーズで真顔のため、会場に笑いが起きる。
お馴染みタモリさんの拍手を煽るような手の仕草があったため盛り上がるが、その後の拍手締めの動きでファンが合わせられず、まばらでぐちゃぐちゃになる。会場笑いで包まれ、和やかな雰囲気に。

④力一さんの挨拶

「いやぁ、賑やかですね、大型連休の入り口に…押したいボタンの話でもう1時間の回にお越しいただきありがとうございます。」
※前日の夜に『押したいボタンの話だけで1時間』という配信があった。

質疑応答について

「冗談はさておき、質疑応答ということで、挙手性になります。質問のある方は手を挙げて、当たった方が答え…それに答え、答える、ん?おれも緊張してんのかい。」
「バーチャルの壁があるので、ラグが生じます。そちらの声の後、反応・返答するのに数秒かかることがありますが、決して力一がたじろいでいるわけではありません」
「なのでまずいこと言ったかなと気まずくならないでください。よろしくお願いします」

力一さん登場後、無音で動いている様子だけでもファームを思い出して会場はあったまっていましたが、いつも通りの軽快なトークですっかり楽しい雰囲気になっていました。

ツーショット会について

「撮影はポーズを選んでもらいます。ひとつは配信でも言ってた、涙目ポーズですね。こういうときでもないと使えないので。
もうひとつは首傾げポーズ。いつもの、てってってってってれれれてーん。に合わせて首を揺らし、最後首を左に傾けて撮ります。
後者はいいんですけど、前者のほうは指がね、にじ3Dなもんで、お察しの通り指が難しくて。俺の指待ちみたいな時間はできちゃうかもしれません。」

  • 涙目ポーズは以下30:00〜


  • 首揺らしからの首傾げポーズ

にじ3D余談

「にじ3D新しくなってて、バズリズムのときと同じ状態なんですけど、首の動きに合わせて肩が動くんですよね。横を向くとぐいっと。だからバカリズムさんと会話してる時咄嗟にそっち見ようとすると、こうなってたんですよ」
ぐるん、とホラーよろしく首と肩が横に向く。列に割り込もうとする人みたい。顔がまた怖い。会場笑いに包まれる。
「こうならないようにぐっと押さえつけながらの収録でしたね」

⑤質疑応答

「でははじめましょうか。報道陣もこの通りたくさん駆けつけてマイクに囲まれて(そういったセットに映っている)・・・おれ、悪いことしたみたい」
その言葉にひと笑い起きたあと、スタッフさんに司会が代わり、無言になった力一さんは突然ハシビロコウのような眼光鋭い顔に。
3Dでたびたびでてくる表情ですがおそらくわざと。報道陣をにらむハシビロコウ。スタッフさん意に介さず進行。めちゃくちゃ笑ってしまいました。


質問は1番目以降は順不同になります。ご了承ください。

Q.カーニバル・イヴは誰にどんな思いを届けたいか。どんな人に聞いてもらいたいか。

A.まぁ……中高生
(会場爆笑)
最悪の答え。笑
真面目に答えると、勿論世代を問わずに聞いて欲しい。10代から80、90代、いろんな人に届いてほしい。
でも作詞をするにあたって、元々、レイドロのときからスタッフさんに「力一さんの言葉はにじさんじのメインターゲット層である10代〜20代だけでなく、もう少し上の世代にも届くんじゃないか」とは言われていて、それは意識してるかもしれない。
30、40代、所謂『揉まれた人』、酸いも甘いも味わってきた人達にも届くようなものができたら。もちろん10代でもそういう経験をたくさんしてる人もいるし。そういう人たちに何か響いてたらいい。
でもそんなこと言ったら「私は揉まれてませんけど…?!」ってなるかもしれないからね。笑
そういうところを全面的に押し出すわけではなくて、まずは楽しい音楽を届けたいかな。…と言った感じで、いかがでしょうか?

質問者さんのありがとうございます、で会場拍手。
それに対して「いい、やめて、いい!!」と制止していて和やかな笑いが起きていました。この後2人目の質問後も拍手が起こり「本当にセミナーみたいになってるって」と返し更に笑いが。
3人目の後には「…だんだん気持ち良くなってきたな」と言い出し、めちゃくちゃ面白かったです。


Q.明転の音源を聴いたときどんなイメージだったか

A.いただいた音源聴いた時に感じたのは「潤んでる」イメージでしたかね。
ソワレのような海の近く…太陽のフレアや、雨とかで、景色そのものがそうして潤んでいるのか、もしかしたら景色を見る視界の方が、涙で潤んでいるのかは分かりませんが、そういった、どこか潤んでる、そういう感じ。
それを踏まえて歌詞を書こうとしてでてきたのが冷たいサラダです。


「冷たいサラダ事件」以下配信1:10:27~


Q.明転にでてくる花について

Q.キラキラ宝石と申します。
明転の「枯れない枯れない花をそっと抱えたら」という歌詞の部分にでてくる花について。錠剤の歌ってみたの際に抱えていた薔薇の表現を「面白いもの」とお話されていましたが、この歌詞の花も、面白いものとか、エンターテイメントとかの、メタファーでしょうか?

枯れない 枯れない花をそっと抱えたら
おどけながら歩こうか 映画の帰り道
自己採点にかかわらず 幕は上がったりするから
ネクタイだけは締めとこうか なんておかしいかな

ジョー・力一 明転 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)

錠剤について話している動画は以下。薔薇については20:51~

A.あ〜〜〜、なるほど…これはまた深い質問ですね。
そうですね、このとき、映画の帰り道に枯れない花を抱えていると表現してるんですけど、映画見たあとの帰路…映画を見て、何かを受け取った、気持ちやエネルギー。
そういうときに心に抱えたものが誰かにとっての枯れない花であったり、または誰かにとってのきらきら宝石であったりするのかもしれない、と…こんな感じでいかがでしょうか?

お名前を絡めた返答がとても粋で、リアル空昼ブランコ…!!となり、会場も沸いていました。このとき、「映画を見た後の何かを作りたいというエネルギー」「大事にしたいエンターテイメント」とか、そういった表現をされていた気もするんですが、この辺りの表現を記憶違いして書いていたら嫌なので、大雑把な記録ですみません。

Q.今回のアルバム写真で着ている衣装で、力一さんがリクエストされた、こだわりの部分はありますか?

A.やっぱり前々から言ってますが、揺れものへの憧れはありましたね。
普段がピシッと身体に沿うスーツなので、今回のジャケットは肩掛けしてみたりして。
あとはジャケットの裏地。力一のイメージといえば髪色のピンク、紫、グリーンがありますけど、それとまたガラッと違うイメージの色を入れたかった。
ジャケットの裏の…10円玉みたいな。最悪。笑
銅の色ですね。こう言った落ち着いた色を入れてみたかったです。


Q.ライブでコール&レスポンスが欲しい曲はありますか?

A.そうですね!これはまたどこかで皆に話したいなとは思ってるんですけど…まぁ、アルバム楽曲は歌う前提として。笑
いいよね?さすがにネタバレとかではないよね?
歌ってほしいのは声が重なってるところ。ストリームキーの最後のコーラスもそうですし、レイテストショーマンとか、声が重なってるところはみんなで歌って欲しいかな。
コルロフォビアの三文芝居とかは皆に任せたい、もう、息が続かないので。その間におれは息を吸います。笑
だから歌詞聞いて覚えておいてね。三文芝居のあと、ワンモアティーカップだっけとか。笑


Q.ストレス発散について

Q.個人的な興味なんですが、去年から真っ当なブラック企業に勤めていまして…力一さんの夜勤時代や現在のお仕事の合間にストレス発散というか、会社にバレない程度の仕返しみたいなのがあれば参考にしたいです。

A.そうだねぇ…まぁおれもそう良い環境ではなかったか…うーん。
会社の上司のその上の上司とかを論破する妄想とかしはじめたらもうだいぶ危ないので気をつけて…笑 まぁ頑張りすぎない程度に。
そうだなぁ、仕事に手抜くっていうのもあれだもんね。
接客業だったら……屁こくとか…ダメだもんね?してたけどそういうことじゃないよね?
…ちっっっちゃく歌ってみるとか。
「分かってんでしょ…」「分かってんでしょ…分りゃしないでしょ…天才…前夜…」ってボソボソ。
(ハシビロコウ顔でパソコンのキーボードを打つ仕草)
圧はかけられそう。笑


Q.今回のアルバムの曲を聴くのに良いシチュエーションは?

A.どの曲も目覚ましには向いてなさそうだよね。笑
レイテストショーマンアラームにしたらもうイントロのコーラス終わった瞬間にもうダンッで止めるよ。止めれたら気持ちよさそうだけど。
スーパーで買い物しながらStreamKeyとか
気持ちよさそうだよね。カートでシャーっとしながら。かごいっぱいに余計なものいっぱい買っちゃいそう。
そうだなぁ、スーパーでうっっっすく流れるBGMになれるくらい曲が浸透するようになるのがおれの目標なのかもしれません。笑

(関係ありませんがこれを聞きたくなったのでおいておきます。)


Q.アルバムリリースしてから心境の変化は?

A.心境の変化か…。実際出来上がってお出ししたら、もう悟りの境地にいくというか、そんなドキドキはなかった。
ただこのアルバムをリリースした人間としてやっていく、扱われるという覚悟みたいなのはうまれた。良くも悪くも。
そうして今後もやっていくわけで、ライブも控えてるし、まだまだ出してやったぞ!一旦スッキリ!ではなく、どんどん前に続いている感じかな。

Q.ミニアルバムの話が出る前に、自分でもしアルバムをだすならという構想を練っていたことはありますか?

A.ありましたね。こういう感じの曲を〜ってイメージを、こそこそと、ひっそりと、非公開のプレイリストで作ってますよ。プレイリストの名前、Pね。ピエロのP。
それこそフェイクランドとかもそこに入ってました。

ここで突然モニターが消える。会場ざわつくが力一さんに届くのにラグがあるので少し喋り続けておられましたが聞き取れませんでした。多分何曲か曲の名前をあげていました。
モニターは数秒で復活し、戻ってきたら力一さん、ピクサーみたいな顔で困惑感でてて、めちゃくちゃ面白かったです。にじ3Dなのに、3.0並み。本当に表情が豊か。


Q.アルバムはリリースまでに内緒にしなければいけない期間があったと思うんですが、その間のモチベーション維持はどうされていましたか?

A.モチベーション維持かぁ。そうですね、煮詰まってる時とか、これ本当にCD出るのか?!って思う時ありますけど、実際これまでそれででてきた経験があるので、そんなに不安はないかな。
でもどうしても進まないってときは、思い切って全然関係ないことしてみたりしますね。
今もおれやることいっぱいあるけど、ずっとコナンくんの映画見てる。あんまりいうと怒られるんですけど。
園子ってさぁ結構酷い目にあってるよね?紺青の拳とかもうトラウマになって良いレベル。すみません、そんなことはいいんです。
そういう感じで全然違うことして、そしたらやんなきゃなっていう後ろめたさがやってきて、やるかぁって。
…パワーウォッシュしてみたりね。すみませんみなさんに謝らなきゃいけないんだけど、配信に全然関係ないところでおれもうスポンジボブ洗っちゃったんです。


・質疑応答余談

真面目な質問と解答が多かったですが、随所随所で笑わせてくれるピエロは流石でした。
時々質問と質問の間で「こんな真面目な感じでいいのかな?ゆれちゃおうかな」と揺れてみたり、「神っぽいなしてみちゃったり」と両指をたてて神っぽいな調査団の顔をしてみたりして笑いが起こっていました。


ずっと顔や手を動かしてこちらを笑わせてくるため、質問者さんがマイク目の前に持ってこられてもモニターのピエロに釘付けになってる様子もあったりして(私がそういうふうに見えただけかもしれませんが)めちゃくちゃ面白かったです。

軽く力一さんから感想混じりの締めの挨拶があり、その後ツーショット会に移行しました。

⑥ツーショット会

同じ会場内、スクリーンがあった場所に衝立ができて、その奥でツーショット会がありました。
席順で案内され、自分の1〜2つ前の人の様子は目に入るような形でした。
また衝立で仕切っているだけなので力一さんの声が聞こえてきて、歌ったりしている声に笑いがたびたび湧き上がっていました。

自分の番がきたら、写真撮影に必要なもの以外の荷物をスタッフさんに預けて、マイクが渡されました。

モニターに力一さんが映っておりその上にカメラ。
服装や持ち物に力一さんが反応してくれることもありました。
そのモニターに向かい合って、一言伝えた後に撮りたいポーズを伝えて、モニターに並んで写真を撮る形でした。

もし目をつぶってしまったり力一さんの様子がうまくいかなかったりしたら撮り直しOKとのことでした。しかし保存できる写真は1枚までなので、失敗したほうの写真はスタッフさんに確認してもらいながら消去するとのことでした。

終わった後も力一さんが手を振ってくれていたので、とても嬉しかったです。

おわりに

終始和やかで楽しいリリースイベントでした。
お茶目で真摯にファンの質問に答える様子はまさにラジオでの様子と同じで、リアルタイムでその場で投げかけられた質問にもここまでユーモアたっぷりに、真剣に、楽しい返答ができるのかと、感動しました。
どんどん活躍して忙しくなっていくと思いますが、今後もこのようなイベントがあれば嬉しいなと思います。
関係者の方々、そして力一さん、本当にありがとうございました。
六月のライブでのパフォーマンスも楽しみにしています。


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