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日本刺繍との出会い

日本刺繍と出会ったのは今から5年前のこと。

阪急百貨店のギャラリーの前で、
紅会大阪教室の作品展のフライヤーを偶然見つけた。

日本刺繍?
ホテルグランヴィアなら近いし、
行ってみようかな、、、。

一目見るなり、圧倒された。

すごい、凄すぎる。
一般の方達の作品にしては凄すぎた。

留袖、振袖、訪問着、、、名古屋帯に袋帯、、、。

日本刺繍って、自宅で、自分で、きものや帯を作れるってこと?

家で染織をするのはかなりハードル高いけど、刺繍なら限られたスペースでできるやん。

体験コーナーで桜の花を刺してみるが、
悪い、筋が悪すぎる、むりー。

帰ってきてその、フライヤーをそこら辺に置いてたら、家族が、これ何ーと聞いてくる

うんー、今日、日本刺繍の展覧会見に行ってたー

へえー、この教室、近くやん。

見ると、淀川区の南方駅近く。
そこで、一度見学に行ってみようかな?
という気になった。

その日、私が気になった人が二人いた

一人は90歳のSさん、もうお一人は、熊本から飛行機に乗って通って来られるAさん。

今からはじめても、あと30年はできるってこと?

そして、こんなに遠くから通って来られる人がいるのに、家が近い私が、やらないなんて、勿体無い

なんか、変な理由で始めることになった。

というか、惹かれちゃったのだ。

教室見学に行った時点で、実は、やってみたかったのだ。

交通事故みたいなもん。とりあえず、私の定年退職後の生活設計の中に、日本刺繍は、、、なかった。

途中コロナがあったり、仕事が忙しすぎて行けないことがあったりして、未だ、基礎過程を終えていない落ちこぼれではあるが、継続は力なりという言葉を胸に細々と続けている。


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