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京都旅行記#2


前回の京都旅行記の続き。2日目の様子です。因みに2泊3日でした。これはなかなかに長い1日でしたよ。

→1日目
https://note.com/rich_oxalis535/n/nec0443004e8e

→3日目
https://note.com/rich_oxalis535/n/n10df446f2dc6


2日目
メンバー ひつじ、ヤギ、ラマ、アルパカ

①眠たげな朝編

7時起床。昨日買ったスパサラを牛乳で流し込み(なおコンビニ)、出発。平等院鳳凰堂を目指す。ヤギが財布をホテルに忘れてくる。結局道中全ての費用は俺が持ってあげることになる。JR奈良線で京都駅から宇治まで。奈良線は座席がすべてボックス席で、折りたたみ式の椅子も付いている。宇治は結構遠い。

②10円玉の表編

平等院に到着。湿気が凄くて軽く絶望する。御堂の中に入ると案内のおばさんが大きな声で解説をしてくれる。平等院は関白、藤原頼通公が父の藤原道長から譲り受けた別荘を寺院としたものだとか。阿弥陀如来像にはいろいろな仕掛けがあって面白い。白毫は白く光り輝いて、慈悲の光(エメリウム光線)を放つ。国宝の雲中供養菩薩は50体以上いるとか。博物館で仏像を見る。すこし時間を使いすぎ、8時に出たのに気づくと10時20分。次は伏見稲荷を目指す。

平等院。美しい。

③伏見稲荷の天使編

伏見稲荷駅がすでに鳥居を意識した真っ赤な造りになっていてテンションが上がる。本堂へ進むとたくさんの修学旅行生、外国人とすれ違う。千本鳥居をくぐって最深部を目指すも、じめじめしていて足場が悪く(天気もそんなによくない)、階段が多い(ヤギ(太っている)にはきつい)。進むにつれて観光客の数は少なくなっていき、ついに我々も途中で断念して引き返す。お土産を見つつ、お昼の時間なのでうどん屋に入る。にしんそばと抹茶のかき氷。店員の若いお姉さん(美人)の話すネイティブ京都弁にメロメロになる男子たち。次の目的地清水寺を目指す。

伏見稲荷。圧巻の千本鳥居。

④清水寺の地獄編

駅から徒歩20分(1.6km)。しかも坂がきつすぎて死にそうになる。梅雨前線が復活したというのに何故か日が出てきて気温が上がる。清水の舞台から飛び降りた時、生存率は85%というが、どう考えても死ぬ高さである。展望台の床は若干傾斜がついていて谷に落ちそうで怖い。老人会みたいな人たちに写真を撮ってくれと頼まれる。「私ら冥土の土産をつくりにきてるんだよ」とちょっと笑いにくい冗談を言われる。「おおきに」とお礼を言われ感動。音羽の滝で手を清める。柄杓が重くて落っことしそうになった。ヤギとラマは次の目的地、銀閣にあまり興味はないらしい。

清水寺。高い。

⑤東山慈照寺銀閣編

バス停まで遠すぎて棒になる。Googleマップがバグってなかなか辿り着けずイライラしだす。銀閣は静かで綺麗(わび、さび)。本殿が間近に見られる。山の景色や庭園の景観を含めれば金閣より素晴らしい。お土産に手拭いを買う。金閣の扇子と銀閣の手拭い。圧がすごい。ラマは銀閣に住みたいと言っていた(興味なかったんじゃないんかい)。名古屋はしゃちほこの国だが、京都は鳳凰の国らしく、金閣、平等院、銀閣すべて、屋根の天辺には鳳凰がとまっている。次の目的地はK大学。ラマとアルパカは行きたくない。みんな歩きすぎて疲れ、いらついている。

銀閣。このアングルもいいと思う。

⑥疲労気味にK大学を見る編

敷地内に一般人は入れないとホームページに書いてあるが、念のためK大学に電話をかけるヤギ。「ホームページに書いてあることが全てです」と冷たくあしらわれる。「銀閣から歩いて10分」とヤギは言ったが、やはり20分ほどかかる。K大農学部のキャンパスを覗き、正門の時計台を見る。写真を撮るヤギから距離を置く一行。K大生がたくさんいて怖い。帰りもヤギについて行くが、てんで見当違いの方へ歩いていたらしく、俺の怒りを買う。K大前のバスはなぜか関東と同じシステムで、前から乗って後ろから降りる。料金は乗る前に払う。

⑦ラーメンと屋台編

ホテルで一瞬雰囲気が悪くなる(みんな疲れている)。だらだらした後、夕飯にラーメンを食べに行く。溜り醤油ラーメン。麺が太くて美味しい。食べ終わった後お祭りの屋台へ。ヤギにわたあめを買わせる。ラマはお祭りには行きたくないとぐずっていたが、屋台で串焼きを2本も食べた。別に山車を見たりはせず、屋台を歩くだけ。途中で2人ずつに分かれ、自分とヤギは鴨川の土手へ。40分くらいだらだら喋る。伏見稲荷のうどん屋のお姉さんめっちゃ可愛くなかった?っていう話をしつこく続ける。

夜の鴨川。素晴らしい雰囲気。

⑧最後なのにつまんない夜編

みんな疲れてるからテレビ見ながら寝る。脱力タイムズの小峠が面白い。鎌倉殿の13人の再放送で、壇ノ浦の戦いを見直す。終わり。



歩き過ぎでは?と思いました。
ホテルに着いた時足の裏が裂けそうな感じがしましたね。
本当に長い1日でした。
お疲れ様でした。

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