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洗い場を手伝うサービスマン

皆さんこんばんは。接客の達人です。
この記事では、私が実際に経験し体得した接客のノウハウを科学的な視点から解説し、お客様を虜にする接客とは具体的にどうすれば良いか実践的なテクニックをお伝えしております。
接客・サービス業に従事している方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
私の素性に関しては「接客に悩める方達へ」にて詳しくお話ししておりますので、初めてご覧になる方はまず私が一体何者なのかを知っていただければ
これからお伝えする内容も入ってきやすくなるのではないかと思いますので、是非ご一読いただければと思います。

それでは、本編に参ります!



スタッフの間の協力は果たしてお客様のためになっているのか?

今回はテクニックではなく、接客に臨む考え方についてお話ししていきます。

皆さん、日々の接客・お仕事の中で多くの仲間、スタッフと協力しながらサービスをしていると思います。
時には助け、時には助けられ、そうやって手を取り合いながらお仕事をされているかと思いますが
ここで一旦立ち止まって考えてみてほしいのですが、
そのスタッフ同士での助け合いが、本当にお客様のためになっていますでしょうか。


洗い場を手伝うサービススタッフ

私がかつて働いていたレストランを例に出します。
そこは、ホールとキッチンの行き来がしやすく、バッシングで下げてきたものがホールから見えるような構造になっていました。
忙しい時は、下げものが洗い場に溜まることもしばしばでした。

ホールが忙しければキッチンも忙しい。それは当たり前のことですが、パッその二つをみた時に
洗い物が溜まりに溜まりまくっているキッチンの方が大変だろうなと感じてしまう人は多いかと思います。
そんな時、心優しいホールのサービスマンは良かれと思って洗い場を手伝ってくれます。
しかし私はそれを制していました。
「ごめん、気持ちはわかるけどそれは置いといて、表(ホール)守って!」
こんな風に。

ホールでは、オーダー待ちのお客様や、コーヒー・お冷サービス、中間バッシングなど様々な仕事が発生します。

サービスマンが裏(キッチン)に入ることで、表の全体的なサービスが低下してしまいます。
キッチンスタッフに向ける気遣い・優しさが、俯瞰的に見た時にお客様のためにはなっていないのです。

もちろん、洗い場を手伝わなければいけない瞬間もあるのですが
その判断はとても難しく、かつてお話しした“優先順位”の付け方に関わってきます。

今回は、何でもかんでもスタッフを手伝ってあげることが
全てお客様のためになっているわけではないことを知っていただければ嬉しいです。



終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
いかがでしたでしょう。こんな考え方、聞いたこともなかったのではないでしょうか。

考え方一つでサービスの仕方が変わってきます。
是非この考えも頭の片隅に入れていただければと思います。

一緒に接客業頑張りましょう٩( 'ω' )و

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