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『Corridors Of Power』ゲイリー ムーア 僕の洋楽愛聴盤vol.37


一番好きなギタリスト

以前好きなヴォーカリスト男性編を書いたことがありましたが、ギタリストで誰か一番好きか?と聞かれたら、即答でゲイリームーアと答えます。ギタリストで誰が好き?というアンケートなどをみると実はあまり名前が上がってこない。これはもしかしたら90年代以降ブルースに傾倒したことが遠因かもしれませんが、80年代まではハードロックのアルバムを作ってました。僕はどの年代のゲイリーも好きですが、ロック期はこのCorridors of powerが一番好きです。

伊藤政則命名「人間国宝」

ゲイリーの魅力はテクニックもそうですが、感情を揺さぶるビブラート。鳴きのギターにあります。ヴォーカルをやりながら、ギターの鳴きという点関しては、ゲイリーとデイブ メニケッティが2大巨頭だと思いますが、後輩に多大な影響を与えたという所ではゲイリーに軍配が上がると思ってます。
ゲイリーに関しては今後まだまだ書きたい事があるのですが、今回はこのアルバムに関する事だけに留めておきたいと思います。

FREEのカヴァーも

ポール ロジャースを擁したFREEの名曲Wishing wellのカヴァーをやってます。ギターに関しては完全にオリジナルを超えてしまってますが(笑)後にブルースに傾倒していく一旦がこうしたカヴァー曲からも伺えます。

強烈なギターEnd of the world

このアルバムには、ゲイリーの超絶テクを凝縮したようなEnd of the worldという曲が収録されています。このアルバムは1983年発表ですから、相当なインパクトがあったと思います。ゲイリーを知らない友人に冒頭のソロを聴かせたら「これ、ポールギルバート?」って言ってましたから(笑)

惜しくも亡くなってしまったゲイリームーア。一番好きなギタリストなのに結局一度もライブを観ることができませんでした。映像作品を観ながら悔し酒です(笑)
このアルバムはゲイリーのハードロック期の中でも特に好きなアルバムです。
未聴の方は是非!

プロフィール

ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、1952年4月4日に北アイルランドのベルファストで生まれました。彼は非常に幅広い音楽スタイルを演じる優れたギタリストであり、特にハードロック、ブルース、ヘヴィメタルのジャンルで知られています。

ムーアは幼少期からギターに興味を持ち、ティーネージ・バンド「スキッドロウ」でプロ音楽活動をスタートさせました。その後、彼は、1970年代初頭に結成された「シン・リジー」の一員として国際的な注目を浴びました。しかし、彼は一時的にバンドを離れ、自身のソロキャリアを追求しました。

ムーアのソロキャリアは非常に成功し、数々のアルバムをリリースしました。1990年代以降にかけて、彼はブルースをベースにしたソロ作品で特に有名になりました。代表曲には「Still Got the Blues」や「Parisienne Walkways」などがあります。ジンジャーベイカー、ジャックブルースとBBMというCreamを彷彿とさせるアルバムも制作しています。

ゲイリー・ムーアは、その独特で情感溢れるギタープレイと力強いボーカルスタイルで評価されています。彼の音楽は多くの人々に愛され、彼の才能と影響力は数多くのギタリストに認められています。

しかし、ゲイリー・ムーアは2011年2月6日に亡くなりましたが、彼の音楽は今もなお多くの人々に影響を与え続けています。彼の功績は、ロックやブルースの世界で永遠に称えられるでしょう。

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