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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」

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日々の中で起きた出来事や感じたことを書き綴っています。
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記事一覧

【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.7 「匂い」

深夜1時。部屋の電気をすべて消し、窓を開ける。籠っていた熱を出すように空気を入れ換えるこ…

さくちゃん
11か月前
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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.1 「飽き性」

ひさしぶりにnoteを開いた。 私は、何かひとつのことを続けるということができない。やりたい…

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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.2 「クーポン」

「これ持ってらっしゃる?」 急に話しかけられて心臓が飛び出るかと思った。たまに来るスーパ…

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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.3 「社不」

「社不」と聞いて、この言葉の意味がすぐにわかった人はどれくらいいるだろうか。今はSNSが盛…

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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.4 「給食」

先日たまたま観ていたテレビ番組で、全国の給食が特集されていた。ご当地の食材を使った献立や…

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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.5 「救世主」

今回は、エッセイと言いつつも雑記になるかもしれない内容だ。正直、話に纏まりをつけられるか…

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【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.6 「青春」

母が「買いたいものがある」と言うので、数年ぶりに都心の方へと行ってきた。昨今はコロナの流行もあり、できるだけ近場で買い物 or ネットショッピングが我が家の主流となっていた為、大勢の人で賑わっている街に行くのは、なんだかそわそわしてしまった。ちょっとだけいい服を着て電車に飛び乗る。 駅に降り立つと、おそろしいほどの人の多さに眩暈がした。マスクをつけているというのに、さまざまな匂いが鼻を通り抜け、地元では見ないような奇抜なファッションを身に纏った女性たちが足早に前を横切ってい