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エクストリームの憂鬱

高校生当時、
音楽雑誌↓

The World'sヘビーエスト、ヘビーメタル
Magazine!
「ヘビーメタルシンジケート」
という、ラジオ番組もありましたね。

「BURRN!」を読むような、
熱心なメタルファンが
周りには、
けっこういまして

自前で考えて、このポーズ。
キマり過ぎてます。。


親日家のポールギルバートさん。
日本が誇る、
老舗電動工具メーカー「makita」
の宣伝隊長。。
空耳アワーなどのバラエティー番組、
NHK英会話番組などでも、お馴染み。
マーティフリードマンさん。
親日家が過ぎて、
もはや日本人
と言っても過言ではない。。
元メガデス、カコフォニー


誰の速弾きが凄いのか?
といった
「ギター最速論争」が繰り広げられていました。。
高校生の小僧らしい、
中二なこだわり。

個人的には
TOTOやBOSTONなど、
マイルドなロックや
AORを聞きはじめていて
あまり、メタルに興味の無かった私は、
ハードロック寄りでは、
当時、この方が推しでした↓

この低ポジションで、演奏の完成度高過ぎ。
ずば抜けてリズムセンスが良い。
ファーストアルバム
見た目、完全にLAメタルなのですが。
周囲のメタルファンには総スカンで。。


↑「エクストリーム」の
ヌーノベッテンコートさん。
私は、彼のギタープレイを推していたのですが、
まわりにはエクストリーム、
ヌーノベッテンコートさんのファンは一人もいませんでした(汗)
当時「ファンクメタル」という形容詞がついていたのも、
メタル原理主義者のみなさんは、癇に障ったのかもしれません。

レッチリ様。
エクストリームは
メタルファンからは、こっちの仲間と見られていたフシが。。

当時は、動画サイトなど無く、
音楽は、CDやラジオからの「音」と
せいぜい、ジャケット写真や雑誌のイメージでしかないので
メタルファンは
エクストリームの「LAメタル」な、見た目に惑わされず
「これは、メタルではない。ファンクだ!」
と、
高校生なりに
本質を見極めていた、
とも言えるのですが。

ちなみに、メタル原理主義では
絶対神↓

セクシー。。
&ダイナマイト!
ダイヤモンド、デイブ!
エディさんも、ずば抜けたリズム感。
ライトハンドタッピングが注目されがちですが。

後に、エクストリームのボーカル↓

ゲイリーシェローンさん
かまし系パフォーマンスが80年代的

まさか、
ヴァンヘイレンに配属になるとは。。

「エクストリーム」からの配属先が
「ヴァンヘイレン」。。
栄転と言って良いか。
この号は持ってます。
天才のやることは
凡人の参考にならない
という例。。

これの↑付録DVDで

サードアルバムから
「Cupid's dead」
ヌーノさんがソロのどさ回りで
よくやる曲

「Cupid's dead」という曲を
なんか、あまり良くない音で、
デモ演奏していて
モヤモヤした気持ちになりましたが。。
なんか、素人に優しくない。。

「Cupid's dead」という曲は
もう、

スティービーサラスさん。
稲葉さんとのツーショット?!

スティービーサラスか!という、
ほぼ、ファンクチューンです。
メタルファンに嫌われるヤツ(汗)

♯9thのカッティングから
ヌーノの、
構築度の高い、ペンタリフ満載で、
コピーした人も
多かったのではないでしょうか。

一般的には
エクストリームというと
全米ナンバーワンヒット↓

全米が泣いた(笑)
プロモビデオは、
ドラムとベースが出番がなく
オイルライターを振って応援。。

メタルバンドらしく
全弦半音下げなのですが
ご丁寧に
アコギも。。
下げています。

自分でやろうとすると
いちいち下げるの
めんどうなので
ノーマルチューニングで
弾き語ることになるのですが
ボーカルが、
若干高い。
ので、
ゲイリーシェローンをやってくれる人が
いなかった(汗)

時は過ぎ

まさかの↓

ロック界のジョニーデップ(?)
ノーマルチューニングで
余裕の歌唱力!

ヌーノと
スティーブンタイラー様。
ノーマルチューニングの↑
モアザンワーズを聴ける日がくるとは。。
感無量。
さすがの歌唱力です。
いいじゃない、ノーマルチューニングで。

それで、

おまえは
エクストリームの曲で
何が好きかって?

では
こちらで、いかがでしょうか↓

ブラザーズジョンソンではない。。

コイツに決まりで↑

パットバジャーさん
エクストリームのファンクネスは
安定感抜群のベースによるところが
大きいかと。

印象的な
ドラムとベースのイントロに
ヌーノのカッティングが絡み付く。

ホーンセクションは

かっとばせ!

「ヘビーメタルホーンズ」
切れ味抜群。
続く
ヌーノのギターソロが
キレッキレです。

ヌーノベッテンコートさんは
速弾きから
勢い余って
字余りとなるところが
計算されていて
他の
「ノリで速弾きした結果、字余りになってしまった」派とは
一線を画します。
ライブでも
この「字余り」が
レコードと寸分たがわぬ仕上がりなので
驚きです。

この曲の
レコードと
最近のライブを聞き比べると
ヌーノさんが
どういうプレイヤーか
よくわかります。

そんな
天才ヌーノベッテンコートさんも
バンドがないと
しんどいもので。。

一人のどさ回り。

モアザンワーズ(客に合唱させる)
Cupid'sdead(ほぼデモ演奏)
など
一人でやる羽目になり。。

いよいよ迷走
速弾きギター仲間と↓

どうだい。イケメンだろ?
スウィープの貴公子
オレ、歌も超巧いんだぜ。。

もう一人いた↑速弾き名人かつ歌ウマ↓

シン パーフェクト。。


ロック界の
パーフェクト超人。
リッチーコッツェン様。

何故か
ヌーノさん
リッチーコッツェンさんを
ボーカルにして
オーディオスレイブのコピーを↓

ロック界のブラピ
こと
クリスコーネル様(念のため、右から二番目)
ブラピ本人公認(事実です)
リッチーの声さあ
クリスコーネルみたいなんだぜ!
信じられない!

念のため、
オーディオスレイブとは
レイジアゲインストマシーンから
ザックデラロッチャが抜けた隙に
サウンドガーデンの
クリスコーネルが参加したバンド。。

ヌーノ様
こういうの好きだったんですね。。
意外でした。

個人的には
クリスコーネルが
ロックボーカルとしては
最高峰の声質と思ってますので
ヌーノさんのはしゃぐ姿が
愛らしい。。

しかし
リッチーに
熱烈ラブコールするも
あえなく、フラれ。
(顔、ギター、歌ともにパーフェクト超人。。
他人の力は必要ない、のかも。)

まあ、結果

ドラムだけ変更。
途中参加の、さすらいのドラマー
マイクマンジーニさんがいましたが、
ドリームシアターに加入した矢先
マイクポートノイがもどり
またさすらいに?!

ともあれ
エクストリーム
再結成できて
良かったです。

メタル最後期
派手なショービズ文化が
一旦、低調になる時期に出てきてしまった
不幸なバンド。。
という印象。
(あ、ガンズ忘れてた)

当時、
世界は
グランジモードに移行。

チャート番組で
死ぬほどかかってたスメルズ~

エクストリームも
この流れにひきずられたのか
なんか深刻ぶった
歌詞の曲をやるようになり。。
調子を崩していったように
思います。



「シアトルムーブメント」

映画「シングルス」

振り回されたバンドは数知れず。。
メタルバンドは特に。

この続きは、有料で。。
↑は、冗談ですが(笑)
シアトル関係は、また、別の機会に。

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