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XP祭り2023の動画(TrackA,B)を見ました

表記イベントの動画を見たので感想を記載します。



基調講演:832イテレーション・ジャーニー

市谷さんの基調講演でした。

 2007年にXP祭りで講演したときからの832週のイテレーションについてアジャイルとどのように向き合っていたかという話でした。(が、最初の600イテレーションがいきなり割愛でしたw) 
 大企業を変革するために共に地下深く潜っていく。ダメになろうなんて誰も思っておらず、「リスペクト」を持って受け止めないといけない。
 また、外との接点を増やすため、外向けの言葉が多くなり内の自分の言葉にしっかり耳を傾けないといけない。世界を変えることはできる。それは、自分を変えて、共に変えたいあなたとその世界を選べるから。。。

アジャイルに困ったことがある方必見!~15年50案件以上のアジャイル現場で見つけた4つのヒント~


渡会さんの講演でした。本の内容からの抜粋で読んでみたいと思いました。

・アジャイルとウォーターフォールの観点が違う。ウォーターフォールは予測型。アジャイルは適応型
・上手く行かないことを開発手法のせいにしない
・プロジェクトの進め方によって、っふりかえりの考え方は異なる。(ウォーターフォールは工程・人が変えるので、別の人に引き継ぐためのふりかえり、アジャイルは自分自身でリカバリーするためのふりかえり)
・ふりかえりと課題は一緒にしない

SIerのWFプロジェクトマネージャーがアジャイルに出会って組織にアジャイルを導入するまで

田中さんの講演でした。ウォーターフォールの部署からアジャイルの部署に移って、現場にLessを導入した経験をお話しいただきました。メンバーに向き合いながら成長しているということでとても印象の良い内容でした!

・アジャイルでもプロジェクトマネジメントは必要。ただチーム1人1人でマネジメントを行う
・チームビルディングでAsis-Tobeの分析やMVV設定、ドラッカー風エクササイズ等を実施。個人でなくチームで成果を上げられるように個人に1on1もやりながら一緒に探していった。(やり方ではなく一人ひとりのWhyを気付けるようにフォロー)


アジャイルからウォーターフォールへ、そして・・・

永和システムのcolor_boxさんの講演でした。

・アジャイルプロジェクトからウォーターフォール開発も並走する中での事例でした。
・目的に合わせてどのように文書化していくか⇒実行可能なテストから生成された文書は腐らない。テストがあれば仕様書にもできる
・ただ、上層部の判断で大幅な方式変換があり、作った文書等は不要になったとのことで最後ショックでした・・・。

5人の若手が自身の成長を自分で設計してみんなで取り組んだら辛すぎて挫折したので、一人ひとりのモチベーションを見つめなおして改善した話


NRIの三田さんの講演でした。個人の成長、組織の成長がどのように方向を合わせるかという事例紹介でした。

・従来型のウォーターフォールだとメンバー固定のアジャイルチームを組成することは困難。その中でいかに質の高いアジャイルチームを作るか。
・若手メンバーで育成施策の担当をアサインして計画立てて進めていたが、なんとなく上手く行かない
・個人のやりたいこととチームの成長の為に必要な事が簡単には一致しないことが問題。さらに若手は自分のやりたいこと自体もわかってない
・そのため1on1とチームのふりかえりを強化して言語化に取り組んだ。

3日坊主を乗り越える技術

Ackyさんの講演でした。とても良い内容で、参考となる図書も色々紹介されてものすごく気になりました!!!ありがとうございました。

GTD(Getting Thing Done)として、やるべきことを集中するメソッド
①頭の外に置く(気になる事や、やらなければならないことを頭の中にトド止めておかずに、頭の外に置く
②始めと終わりを考える(実行段階ではなく発生段階で、その仕事の最初の具体的な作業とゴールイメージを考える)
③仕組みを整える(やるべきことを、バラバラの場所で管理するのではなく、一連の流れを整えることで管理する)


Extreme mental health

47機関のaki.mさんの講演でした。aki.mさんのすごさをまたまた知れるすごい講演でした。万人のメンタルヘルスに合ってるかは微妙ですが、ものすごく気になる内容でした。

学生時代、複数のゲームで世界1位になった事例についてaki.mさんが実施したメンタルヘルストレーニングの中で自分に合ったものを紹介いただきました。
・平静と自己認知を価値として、いつもと同じような行動をする
・ストレスシャワーとして実際にストレスを浴びまくる
・ストレスや体調をノートに書いて客観的に見る
・ルーティーンを作って1日に大量に行って、練習する

表記動画を視聴したので感想を記載します。


骨抜きアジャイルの骨を生み出す 〜私(スクラムマスター)のXP学習記録〜


NTTDATAの平井さんの講演でした。アジャイルの学習パスの紹介が書籍等の紹介もあり、とても良かったです。スライドが見やすかった!!

・Xperとの出会いがあり、ポモロードを取り入れてショックがあった。
・チームで働く、小さなソフトウェア/小さくテスト(普段のMTでも完了を意識する)、コーチ(魚を与えずに釣り方を教える)という動き方
・アンクルボブの金言の紹介

「協力的な」ペアプロとは何かを考える


なかじまさんの講演でした。ペアプロを推しまくる講演で、ペアプロやる場合には見ておきたい内容でした!

・ペアプロで先生と生徒の関係は長く続けるべきでない
・協力的なペアプロはお互いの施行を刺激し続けながらお互いのゴールに向かっていく
・キーボードを取り合う自然なイメージが良い。ただ結構難しい。ペアプロ自体のスキルアップが必要
・ペアに一番貢献できるのは、質問することだと最初に伝える。どんな素朴な質問でも相手のためになる。無知をさらけ出す勇気を出すことを讃える
・ペアプロのふりかえりをやる

プチモブから始めてみよう


松下さんの講演でした。モブプログラミングを習慣化するためのプラクティスの紹介でした。

・交代時間は4-5分、練習問題に取り組む、毎週2-3時間、毎日1-2時間行う、各セッションの後に簡単な振り返りを行う
・キックオフでモブプロへの期待値合わせをチームで行う
・まずはプチモブで1日のうち、2時間だけモブプロを行う
・モブやる上で気になる事がいっぱい出てくるので、まずはパーキングロットに置く

テスト駆動開発でダイエットに挑戦して失敗した話


てらひでさんからの講演でした。ネタが面白かったです。

・テスト駆動開発は素晴らしく生活にも使えないか?と思う
・XPはエクストリームなプラクティスなので、極端なのは良くないw
・インプットとアウトプットのバランスが大事

アジャイルプラクティス ツアーガイド 〜XP中央線 ぶらり途中下車の旅〜


アジャイルスタジオの6名のメンバーからプラクティスツアーガイドの紹介でした。

HPで見た時にとても良い!!と思ってたのですが、いつの間にか完成していて紹介してもらいました。
・ペアプログラミング/モブプログラミング
・ユーザーストーリー(INVESTのどれが好きか?)
・メタファー(上手く行かないことも多いが尖がっていて好き。ユビキタス言語や用語集は結構使いやすい)


感想

動画にしていただき、一気に見れました。きれいに編集いただきありがとうございました。また、どんどん見ていこうと思います!!

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