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読書メモ「遠くへ行きたければ、みんなで行け ~「ビジネス」「ブランド」「チーム」を変革するコミュニティの原則」

表記本を読んだので感想を記載します。

 コミュニティについてどのように運営、育てていけば良いか?という事を記載している本でした。コミュニティというと有志の勉強会コミュニティみたいなものをイメージしていましたが、本書では企業コミュニティとしてビジネスにつながるコミュニティを主にスコープにしています。

1.大儀(Mission)と価値(Value)を作る
2.自分のコミュニティでのエンゲージメント・モデルを選ぶ
3.君自身が提供したい価値をきちんと言葉にする
4.ビッグロックス、確固たる塊を作ろう
5.オーディエンスを知り、理想のオーディエンス・ペルソナを構築しよう
6.導入路とエンゲージメント・モデルを設計する
7.四半期実施計画を建てる
8.成熟した状態や成功を測る指標を創造する
9.ケイデンス(律動)を実施する。何度も繰り返して組織に筋肉を作っていく
10.自分のインセンティブマップを作成する

ベーコンメソッド

自分たちの大岩、ビッグロックスを作り上げよう
 ・目標を1行で表したもの
 ・今後の1年間の主な取り組み
 ・KPI
 ・担当者

ビッグロックス

1.コミュニティメンバーは、君の為でなく、コミュニティのために働いている
2.君が助けを求めれば、しばしば助けてもらえるだろう
3.彼らは個人的な信頼と感謝の気持ちを大切にしている
4.コミュニティメンバーは君の会社のためにタダ働きする人ではない
5.コミュニティメンバーは営業先ではない
6.コミュニティメンバーは君と同じ文脈や情報を持っていない
7.ビジョンは同じでも、アプローチはちがう
8.コミュニティメンバーのコミットメントや、組織での動き方の経験はさまざまだ
9.静かに人がしばしば秘密兵器になる
10.コミュニティメンバーは友達だ

コミュニティメンバーと関わる上での10則

1.オープンであろう(Be open)
2.実務的であろう(Be pragmatic)
3.個人的にであろう(Be personal)
4.ポジティブであろう(Be positive)
5.協調的であろう(Be collaborative)
6.リーダーであろう(Be a leader)
7.ロールモデルになろう(Be a role model)
8.親身になろう(Be empatheic)
9.地に足の付いたひとであれ(Be down-to-earth)
10.不完全であれ

10のカルチャーコアを理解する

大規模なコミュニティを意識して書かれている内容ですが、文化やミッションの立て方などは小さなコミュニティであっても、また会社でのチームビルディング等でも使える内容だなと感じました。

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