石原慎太郎さんのは 不倫とは言わないの?

 顔も名前も知りませんが、女性の国会議員。記者に囲まれて「つるし上げ」
 いつもの 落ち目のタレントに浴びせるような、怒号のような追求。どうやら、「不倫」がばれて、吊るしあげられているようでした。彼女は、ひたすら深々と頭を下げて「申しわけありませんでした」と。
 アレッ、不倫をしたらこうされるんだ・・・と思いながらも、誰に謝ってんだ? というより、記者たちはなんで謝らせているんだ? と不思議におもいました。
 不倫て何だ?
 イエネ、たまたま石原慎太郎さんの「『私』という男の生涯」を読んでいましてね。
 昔はファンでしたが、今は、ちょっと必要があって読んでいるから、精読ではないので印象ですが、あの本、フィクションでなければ、凄いですよ! お読みになりましたか?
 石原慎太郎さんの「女遍歴」を不倫と言ってはファンに叱られるかもしれませんが、御本人が書いている。
「無謀な結婚の後、妻に支えられながらも繰り返した女たちとの不倫は、間に入った弁護士に、あれは面倒な相手だと同情されたほどの女に・・・」という一節がありますが、かなり具体的に書かれています。さすがに「太陽の季節」の時のような青春の高揚は感じませんが。
死後の出版を条件に書かれた赤裸々な自伝とありますから、作り話ではないでしょう。 もしこれがフィクションだったら、投げつけて金返せと言うでしょう。
 何が言いたいのか?
 石原さんの不倫が何年かは書いてありませんが、勿論、国会議員のときもあれば都知事の時もあるようです。
 冒頭の深々と頭を下げている国会議員と何が違うのでしょうかねえ? 記者たちに聞きたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?