人生100年時代 私には長すぎるようで・・・

NHKの深夜放送で、テレビのアテレコ(吹き替え)(アニメ関係で有名な方らしい)をされている声優の方が、「人生を語って」いました。
 その中で、ショックな話がありました。
 最近では、全員がそろってやることはほとんど無くなって、オンラインでバラバラで、各自が家で吹き込んで送ると話されていました。それを制作かディレクターか知りませんが繋ぎ合わせて作る様です。
 (例によって、寝ながら聞いているので・・・)
 しかしその話をされている声優さんはお若くないようで、やっぱり昔のように対面で、相手がこう出たら、それに対応してこちらはこう出るという、「心の呼応」が大切ではなかろうか、とおっしゃいました。
 ところがそれを若い人に言ったら「なんでそんなことが必要なのか?」と返されて、唖然とした?とか、口を濁しておられましたが、とにかく、ショックと言うか哀しいというか、ご不満のようでした。
 もっとビックリしたのは私ですよ! 
 それって、当然な主張で、正直な気持ちじゃない?
でももう若い人を責める気にはなりません。
 むこうは向こうで、老人を攻めたいのでしょうから。
 それより考えたのは、時代は変わるということです。
 時代が変われば感性も、価値観も、変わって当然です。
 ただ「人生百年時代」なんて平和なことを言っていますが、医学が肉体を百年持たせてくれても、私は、こうも価値観が変わる時代の変化には、精神的にはそろそろ限界に来たようで・・・百までは持ちそうにありません。

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