こんなことで日本大丈夫なんですか?

 何やら大きな桜の木の下に人だかり。そこにスーツを着た二人の男。なにやら上を見ながら木の周りを二回り。
「発表します・・・」
 サクラの開花宣言です。
 マスコミが何社も来ているようで、大きなカメラを担いで、人だかりと気象庁の男を撮っています。「ヒマだなあ、君たちは」・・・イエ、気象庁のひとと、マスコミ両方に言っているのです。今日で二日目。
 もうひとつ:
 あれは自民党大会?
 車イスの森さんのところに、岸田さんや、その他安倍派幹部と言われている人たちが、次々にやってきて、腰をかがめて挨拶します。この光景、一生懸命カメラに・・・
 「なんでわざわざ映すんだよ? 当たり前の光景じゃあないですか!」
 私だって、というより普通のひとは、同窓会があって、昔の恩師が車椅子でいらしたら、腰をかがめて挨拶に行きますよ。それが礼儀というものでしょう。
 それを、TVのディレクターやカメラマンたちは、「まだ森さんは力を持っている」という材料に使いたいんでしょう・・・
 岸田さんの挨拶が短いのは、今、複雑な立場にあるからだと、そういうシーンに使いたいのでしょう。バッカじゃない?
 それって、ダメなマスコミだと思いませんか?
 高級料亭から出て来た森さんに「何を話されたんですか?」と聞くバカと同じじゃないですか?  マスコミは単なる「大衆迎合集団」になり下がったのですか? 違うでしょ! 狙うシーンが!

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